2017.12.15

 12月27日(水)東京・後楽園ホールで開催される「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN~SURVIVAL WARS 2017~」。出場選手インタビュー第4弾は[第5試合/K-1スーパー・バンタム級/3分3R・延長1R]でKrush-53kg王者・軍司泰斗と対戦する大岩翔大だ。

──K-1参戦が決まって、最初にオファーを受けた時の心境はいかがでしたか?

「そろそろ来るかなぁとは思っていたんですけど、実際に(オファーが)来た時は早い出世だなと思いました。K-1の後楽園ホール大会が発表されて、自分にも出るチャンスがあるかもしれないという期待もあったので、実際に来た時は素直にうれしかったです」

──大岩選手は昨年10月にKrushに初参戦して、その1年後にK-1に出ることは想像していなかったのではないですか?

「そうですね。まだK-1のリングに立つのは先かなと思ってたんで。ちょうど1年前にKrushデビューしたばっかりで、それから1年しか経ってなくてこうやってK-1に呼んでもらえたのはうれしいですね」

──大岩選手はKHAOSでの活躍もあり、今回のK-1参戦につながったと思います。この一年でどんなところが変わったと思いますか?

「なんですかね…。パンチは前よりも凄い伸びてきているのかなって思いますね」

──大岩選手はKrushデビュー戦で西京春馬選手にKO負けしていますが、K-1・Krushで上を目指すためにはにはもっとレベルアップしなければいけないと感じましたか?

「あの試合は一瞬でしたけど、その一瞬の中で雰囲気もそうですけど、空気も全部持っていかれたなっていうのを感じたんですよね。レベルの差を見せつけられちゃったなとも思ったので、一から作り直してここまで来ることが出来ました」

──大岩選手は新生K-1の試合を見て、真剣に格闘技をやろうと思ったんですよね?

「はい。元々、新生K-1が始まる前から格闘技ジムには入っていたんですけど、K-1に出たいなと思ったのは新生K-1がきっかけです。それまではどこどこの試合に出たいとか、プロでやりたいとは思ってなかったです」

──新生K-1のどんなところが心に響いたんですか?

「前のK-1も見るには見ていたんですよ。で、会場にも見に行ったりしていて。それで旧K-1がなくなって、新生K-1がスタートしてゲーオ選手とHIROYA選手の試合が一番印象に残っていて。HIROYA選手は自分が知っている中では高校生ぐらいのところで止まっていたんで、上からになっちゃいますけど『こんなに大きくなったんだ』みたいな(笑)。じゃあ、俺もここ(K-1)で戦いたいなっていうそういう感じですね」

──大岩選手が最初に格闘技を始めたのは何歳の時だったのですか?

「地元の栃木県に空手道場があって、そこに小学校に入るのと同時ぐらいに入門しました。当時は空手とサッカーを両立してやっていたんですけど、空手は両親に道場に入れられた感じだったので嫌々やってました(苦笑)。それで結局サッカーの方が楽しくなってきて、空手とサッカーのどちらか一本にするとなった時にサッカーを選びました」

──ではそこで一時期、格闘技から離れることになるんですね。

「そうですね。その時も親に連れて行かれてK-1も見に行っていたんですけど、特に好きで見ていたというのはないですね。それでしばらくしてまた格闘技をやってみようかなと思って、ジムに入りました」

──大岩選手は自分のどんなところをK-1ファンにアピールしたいと思っていますか?

「スーパー・バンタム級(-55kg)にあまり目立つ選手やターゲットにしたい、こいつと闘いたいなっていう選手がいないんですけど、この階級で嫌われてもいいんで『こいつおもしろいな!』って思ってもらえるような選手になりたいですね」

──試合をやる以上は人の記憶に残る試合・選手でいたいと思いますか?

「昔からそうなんですけど、常に倒しにいく姿勢ですね。相手が強いからとか、自分が上だからと言って守る試合は絶対したくないです」

──大岩選手はリングに上がるとスイッチが入るタイプですか?

「リングに上がったらとりあえず相手が目の前にいるじゃないですか? 自分がいかないとやられちゃうんで。それしか考えてないですね。何かやられる前にこっちが先に殴って蹴ってというか。とりあえず相手をボコボコにしたいという風に暗示をかけて試合に出てます」

──KHAOSの試合では闘争本能溢れる戦いぶりで会場も沸いていて、まさに“激闘派”という試合だったと思います。

「KHAOSでは激戦が続いて、お客さんや見に来てくれた人にもいい試合だったと言ってもらえることが多かったです。ただ、自分の中ではもうちょっと巧く試合を運びたかったっていうのがあって、次のKrushでは冷静に試合を運べたかなと思ったんですけど、逆に元気がないように見える試合をしちゃって。そこは課題かなと思いますね」

──対戦相手がKrush-53kg王者の軍司選手に決まりました。軍司選手にはどんな印象を持っていますか?

「いやあ、正直おいしいですよね。K-1なんでトップ選手しか来ないだろうなって思ってたんですけど、いきなりチャンピオンが来て。一階級下のチャンピオンですけど、そこでは一番目立ってたと思うし、自分も見ていて強いなと思ったんで、その選手と闘えて、ここで勝てば凄いプラスになると思います。ここで勝って、来年3月のK-1のさいたま大会に名乗りを上げたいですね」

――記者会見では軍司選手から「KO勝ちして当たり前の相手」といったコメントもありましたが、それについて率直にどう感じましたか?

「こっちがリスペクトして謙虚に出てたら、格下だとかレベルが違うとかグチグチ言ってるみたいだからキレましたね(苦笑)。言いたいことは勝ってから全部リングの上で言うことに決めたんで、誰に喧嘩を売ったのか後悔させてやりますよ」

──最初の話にも戻りますけど、1年前はK-1はおろか、K-1 JAPAN GROUPのイベントに定期的に呼ばれることも分からない状態だったじゃないですか。それがここまで来て、もっと成り上がっていきたいですか?

「それしか考えてないですね。K-1 JAPAN GROUPの試合に出るようになって、とりあえず毎回毎回生き残るしかない・負けたら次はないという気持ちで闘ってきて、僕はここまで来れました。ここで満足しているわけじゃないんですけど、ここのポジションにいるっていうのは素直に喜んでいいのかなって感じがしますね」

──それでは大岩選手のK-1初参戦を楽しみにしているファンの方に向けてメッセージをいただけますか?

「K-1もKrushもKHAOSもすべて通ってきた自分なんですけど、自分の試合は毎回毎回倒しにいって、やるかやられるかっていうスタイルなんで、これからも応援よろしくお願いします」

 

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