2017.11.04

 11月23日(木・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ヘビー級王座決定トーナメント~」。トーナメント出場選手インタビュー第8弾はトーナメント一回戦でロエル・マナートと対戦する岩下雅大だ。

――K-1初代ヘビー級王座決定トーナメントに出場が決まった時は、どんな心境でしたか?

「8月のKrush名古屋大会で愛鷹(亮)選手に勝てばトーナメントに出場する可能性があるということだったので、あの時は何が何でも勝ちたいと思って戦いました。勝つことが最低条件だったので、試合内容的には硬くなってしまったんですけど、結果を出せたことについてはホッとしました」

――岩下選手は今まで色々な団体で試合をしてきましたが、初めてK-1 JAPAN GROUPのリングに立って、どんな感想がありましたか?

「僕の試合は判定決着になってしまいましたが(苦笑)、他の試合はKO決着が続出して、みんな鮮やかにKOをするので客観的に見て面白かったですね」

――岩下選手は鹿児島県・喜界島出身ですが、格闘技を始めるきっかけは何だったんですか?

「まだ僕が島にいた頃、小学生~中学生の時にTVでK-1が放送されていて、それを見て自分もK-1のリングに上がりたいと思って格闘技に興味を持ちました。ただ当時は島では格闘技をやる環境がなくて、高校時代は本土の学校に通いながら野球をやっていたんですね。で、高校を卒業して大学に進学して、大阪に住むようになったので、そこで格闘技を始めました」

――格闘技に興味を持つきっかけもK-1だったんですね。

「大阪でジムに入門した時、最初に聞いたことが『僕でもK-1に出場できますか?』で、入会動機の欄にも『K-1に出場すること』と書きました。その時からはだいぶ遠回りしてしまいましたが、ようやくK-1にたどり着くことが出来ました」

――岩下選手は1年前に上京して練習環境を変えて再スタートした形ですが、K-1出場が目標やモチベーションになっていましたか?

「そうですね。やっぱりK-1のことはずっと意識していました。その中で今年11月にヘビー級王座決定トーナメントの開催が発表されて、K-1に出場したいという気持ちがより強くなりましたね」

――岩下選手は現在33歳で、その年齢で環境を変えることは一大決心だったと思います。どんな気持ちで上京を決意したのですか?

「僕は結婚もしていて子どもも2人います。一時は就職して仕事をしていた時期もあったのですが、格闘技への想いを捨てきれなかったんですよね。『まだまだ身体が動くのに』と思ったり、テレビで試合を見て『アイツより俺の方が強いのに』と思ったり…。その中で妻が後押ししてくれて、自分自身『このままでは終わりたくない!』と思って、最後の夢に懸けて決断しました」

――新生K-1がスタートして、ヘビー級の試合が組まれているのを見て、格闘技への想いを抑えきれなかったんですね。

「そうですね。だから本当にタイミングも良かったと思います」

――岩下選手はヘビー級のファイターとして、どこが自分の武器だと思っていますか?

「インパクトは少ないかもしれませんが、僕はオールマイティーに戦っていくタイプだと思っています。なので技術面を全面に出して優勝を狙っていきたいですね。ヘビー級でも技術がないとトーナメントを勝ち上がることは出来ないと思うので、技術面を出して倒すことがベストですね」

――今のK-1ヘビー級の日本人は上原誠選手とKOICHI選手のツートップという状況ですが、そこに食い込んでいきたいですか?

「もちろん。日本のヘビー級には岩下雅大もいるぞ!という所を今回のトーナメントで証明したいです」

――一回戦ではオランダのロエル・マナートと対戦が決まりましたが、どんな印象を持っていますか?

「自分よりも長身というところがポイントですが、トーナメントに出ている外国人選手の中で一番やりやすい相手であり、やりたかった相手です。スタイル的に自分と似ているし、自分とは噛み合う。そこで彼にないものを出せば勝つ可能性はある…というか勝ちます」

――改めてK-1のベルトへの想いを聞かせてもらえますか?

「会見の時にベルトを見たら、自分はK-1ヘビー級のベルトを獲るために格闘技を始めてここまで来たんだと思って、こみ上げてくるものがありました。でも僕はK-1に出ることではなく、K-1でチャンピオンになることが目標なので、ここまで来たら必ず3回勝ってベルトを巻きたいと思います」

――それでは最後に岩下選手のK-1での活躍を楽しみにしているファンの皆さんにメッセージをお願いします。

「ヘビー級は一発の倒し合いと思われるかもしれませんが、しっかり技術を持って戦えば日本人でも通用するところを証明したいと思います」

 

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