プレリミナリーファイト第1試合は近藤壮真vs許裕雅のKrushスーパー・バンタム級の一戦。近藤は第64回K-1アマチュア チャレンジAクラス -60kg優勝という実績を持つが、プロ戦績は2戦して2敗。対する許もプロ戦績は1戦して1敗と、両者ともまだプロ未勝利だ。この試合でプロ初勝利を手にするのはどちらだ?
1R、まずは近藤がカーフキック。許もハイキックを繰り出しミドルキックと、両選手ともキックを繰り出し合う展開だ。近藤がジャブを打ちつつ飛び込みつつ、さらにインカーフを打っていく。許もジャブからミドルキック。コーナーに近藤を詰めていくが、ここは近藤も押し返す。残り30秒を切ったところで許の右のインローが下腹部に入り、試合は一時中断。再開後もお互いに積極的に打ち合っていく。
2R、許がプレッシャーをかけていくが、近藤はこれを回り込んでかわしていく。許が左のミドルキックが炸裂。さらにプレッシャーをかけていくが、近藤もカウンターのヒザ蹴りだ。近藤が下がりながらミドルキックを放つと、これが許の下腹部に入り、試合は一時中断。再開後、許は前に積極的に前に出て蹴りを放っていく。そして近藤をロープ際に追い詰めフックを放っていくが、決定打を与えられない。
3R、許が前に出ていくが、近藤も下がりながらもパンチ。さらにミドルキックを繰り出していく。許も前に出てパンチを放っていくが、バッティングで一時中断だ。再開後、プレッシャーをかける許。近藤も下がりながらも応戦。近藤は回り込みながらヒザ蹴りを当ててみせる。試合は判定に持ち込まれ、30-29、30-30、30-30の1-0(近藤が1)でドロー。両選手ともプロ初勝利は次戦に持ち越しとなった。