第4試合はKrushスーパー・フェザー級ワンマッチ、岡島形徒vs上野奏貴の一戦だ。岡島は昨年までKrushのリングで5連敗中だったが、今年の5.25「Krush.176」でHAYATOに勝利し、連敗をストップ。連勝を狙う。一方の上野はプロ戦績5戦5勝(3KO)と無敗街道を突っ走る19歳。K-1のリングでも3連続KO勝利を飾っているが、前回の3.30「Krush.172」での原田翔貴戦が、原田の体調不良により中止となっているため、今回がKrushでの初試合となる。
1R、岡島はジリジリと前に出て上野をコーナーに追い詰めていく。ここを脱した上野。ハイキックを繰り出す。岡島もカーフキックを繰り出し、前に出るがこれを上野はパンチで迎撃。岡島の動きが鈍る。だが、岡島もすぐに立て直してミドルキックを放つが、これがローブローとなり一時中断だ。再開後、岡島がリングの中央を取り、上野が周囲を回る展開。岡島が上野のボディブローから顔面にヒットする。しかし、岡島のパンチも顔面にヒットし、ロープ際でパンチを連打。上野がこれをしのいでゴングだ。
2R、岡島は前に出てプレッシャーをかけていく。回り込んだ上野のパンチが顔面にヒット。だが、岡島もすぐにパンチでやり返し、連打していく。これをしのいだ上野は右フックを炸裂させてダウンを奪う。再開後、岡島も前に出るが、上野のパンチがヒット。さらに左のハイキックからパンチの連打で岡島が再びダウン。ゴングが鳴らされ、上野がKO勝利を飾ったのだった。
試合後、KO勝利の上野は勝利のマイクアピールを行なった。
「kickboxing gym SHINYUUKI+の上野奏貴です。今日はありがとうございました。ちょっと最初固くなっちゃって、思うような動きができなかったんですけども、こうやって倒せるのでこれからも期待していてください。そして兄の空大と二人で絶対世界チャンピオンになって、このK-1、Krush、めちゃくちゃ盛り上げるのでこれから応援お願いします。ありがとうございました」