第5試合は西元也史vs小森玲也のKrushスーパー・フェザー級ワンマッチ。西元は2022~2024年までの間にKrushのリングで5連敗を喫していたが、5.25「Krush.176」で紀州のマルちゃんに勝利して脱出。連勝を狙っての今年2度目のKrush参戦だ。対する小森はKNOCK OUTのファイターで、これがK-1 GROUP初参戦。プロ戦績は12戦8勝(3KO)3敗1分の29歳だ。初めてのKrushのリングで勝利を狙う。
1R、前に出る小森。ジャブ、カーフキックを繰り出していく。西元も左のローキック。ジリジリとプレッシャーをかけていく。小森はヒザ蹴りを連発。西元は中に入ってボディブローの連打からローキックだ。西元のフックが炸裂すると、小森もパンチの連打でやり返す。小森は額から出血が見られる。だが、打ち合いの中で小森の右のアッパーが西元に炸裂。まずは小森が先制のダウンを奪う。
2R、ゴングが鳴った直後にレフェリーが試合を中断。出血が見られる小森にドクターチェックだ。止血をする。再開後、西元が前に出てローキックからパンチ。だが、小森もやり返してミドルキックを連打。小森はミドルキックからパンチの連打だ。なんとかこらえている西元。小森は再び出血しながらも手を休めない。西元のパンチが入り、小森がふらつく。だがすぐに立て直して、ヒザ蹴りで応戦。西元のジャブが顔面に入り、さらにカーフキック。そして至近距離からのボディブロー連打だ。小森もヒザ蹴り連打でやり返していく。
3R、出血が止まらない小森だが、両者至近距離からの打ち合い。だが、小森の出血が酷くドクターチェックによりレフェリーが試合を中断。小森の止血に入る。だが、血が止まらずゴングが鳴らされ、試合終了。1R終盤の偶然のバッティングによる出血ということで、アクシデントによるものという判断となり、ここまでの内容での判定へ。30-28、29-27、30-28の3-0でダウンを奪っていた小森の勝利となった。