第6試合はKrushフェザー級ワンマッチ、松本海翔vs水津空良の一戦だ。松本は2023年にK-1 GROUPでデビューすると2024年までは5連勝を飾っていた。しかし、今年の5.18「Krush.174~In OSAKA」で石田龍大のKrushフェザー級王座に挑戦したが敗北。今回はプロ初黒星からの再起戦だ。対する水津も前回、4.29「Krush.173」で倉田永輝にKO負け。5カ月ぶりのKrushのリングで巻き返しを図る。
1R、ゴングと同時に中央を取る松本。水津にカーフキックを放っていく。水津もミドルキックで反撃。松本はカーフキックからのパンチ。さらに左のフックでぐらつかせ、カーフキックを打っていくと水津がダウンを喫する。再開後、ジャブを放っていく水津に松本はカーフキックを連打。さらにボディ、顔面へとパンチを打ち分け、水津をロープに追い込んでいく。続けてカーフキックの連打で追撃だ。そしてロープ際に追い込んで顔面へのパンチを連打。水津も前に出ようとするが、さらに松本の左のカーフキックが右足に当たる。これで水津も倒れてしまい、レフェリーが試合をストップし、松本の1RKO勝利となった。
試合後、復活のKO勝利を飾った松本はマイクを握って、11月15日のK-1代々木大会への参戦をアピールした。
「松本海翔です。まずは対戦相手の水津選手、対戦ありがとうございました。僕、5月に石田チャンピオンに負けて、もうメンタルホンマやられるかなと思って、一時、最初の方は格闘技の練習もやる気もなんもない。その日々が続いて。それを格闘技やらなきゃあかんぞと示してくれたのが家族で、家族がいるから僕も今ここに立っていますし、今日、お父さんこれてないんですけど、仕事で。お母さんとかは来てて、お父さん、やったで。絶対みんな見返そうな。で、次、宮田さん、11月、どうですか? K-1代々木で誰でもいいですよ。まあでもちょっとK-1から逃げた、KNOCK OUTに逃げた玖村選手、遠回りしすぎじゃないですか? 僕とやりましょう。待ってますよ、アンサー。以上です。ありがとうございました」