第7試合は大脇武vs関口功誠のKrushフェザー級ワンマッチだ。本来はこの試合は元K-1フェザー級王者の椿原龍矢が関口と戦う予定だったが負傷欠場。大脇に変更となった。その大脇は前回、6.27「Krush.177」で竹内将生に勝利。飛び込んできたチャンスで連勝を狙う。一方の関口は2023年にKrushでプロデビュー後、7戦7勝(4KO)の負け知らず。前回は4.29「Krush.173」で元Krushフェザー級王者の新美貴士に勝利している。この一戦で勝利してタイトルマッチに王手をかけるか?
1R、まずはミドルキックを打ちながら前に出る関口。大脇も回し蹴りで反撃するが、関口はプレッシャーをかけて大脇をコーナーへ追い込んでいく。大脇が回り込んでも、ドンドン追い詰めていく関口。コーナーでパンチの連打だ。しかし、大脇も冷静にこれをしのいで回り込んでハイキック。前に出てくる関口にカウンターのパンチを当てる。しかし、またもロープ際に大脇を追い詰めていく関口。これを脱した大脇だが、最後は両者様子を見合ってこのラウンドを終えた。
2R、ジリジリとプレッシャーをかけていく関口。コーナーに追い詰めてボディブローを連打。大脇もパンチを打ち返して反撃だ。ならばと飛び込むように左のミドルキックを放ってまたもコーナーに追い込む関口。大脇も追撃を許さず回り込む。関口のカーフキックで大脇がぐらつく場面が見られる。さらにカーフキックを入れると、大脇の右足が流れる。それでも前に出る大脇。
3R、関口は左のカーフキック。ジリジリとプレッシャーをかけていく。関口はボディブローを打ってコーナーに追い込みパンチの連打。大脇も顔面に食らいながらも回り込んで決定打を許さない。ならばと今度はカーフキックを打った関口。大脇もハイキックを放って対抗。バックブローなども放ちながら反撃し、このラウンドを終えた。試合は判定となり、30-28、30-28、30-28の3-0で関口が判定勝利を飾り、連勝を8に伸ばした。