9月26日(金)、都内にて、9・27「Krush.180」後楽園ホール大会の前日計量と会見が行われた。計量はプレリミナリーファイトも合わせ全12試合、24選手が全員一発クリア。宮田充プロデューサーは「当たり前のことなんですけど、久しぶりなのかな? ホッとしております」と話した。
この日の会見は2部制。第8試合と第9試合のライト級、そして第6試合と第7試合のフェザー級と、階級ごとに2試合ずつカードが並んでいるため、各階級の4選手ずつが登壇する形となった。
フェザー級では第7試合の大脇武vs関口功誠、第6試合の松本海翔vs水津空良の2試合に出場する4選手が会見。まず選手たちは試合への意気込みをこう述べた。
水津「やっと計量が終わってホッとしています。明日はボコボコにします」
松本「明日は、5月に負けて以来の復帰戦なので、暴れます」
関口「計量をクリアして、すごくホッとしています。明日倒して、チャンピオンにいいアピールができるように頑張ります」
大脇「明日はやってきたことを全部出して、前回の勝ちを生かして、今回もしっかり倒したいと思います」
続いて質疑応答。まず計量を終えてのコンディションについて、4人はこうコメント。
水津「今まで以上に絶好調なので、明日が楽しみです」
松本「いつも通り完璧なので、あとはやるだけです」
関口「4月の試合が終わってからずっと追い込んできたので、すごく体調もいいし、体もずっと作ってきたので、いい感じです」
大脇「体調は絶好調です。前回の大会からもっと体も仕上げてきたので、それを活かせるように明日は頑張っていきます」
続いては、計量後のフェイス・トゥ・フェイスでの相手の印象について。
水津「思ったよりちっちゃいかなって思いました」
松本「印象はありません」
関口「急きょ、1ヵ月前で対戦を受けてくれて、完璧に仕上げてきてくれたなという感じですね」
大脇「思ったより大きいなと思いました」
続いて、明日の試合で見てほしい部分を問われると、それぞれこう回答。
水津「気持ちと爆発力ですね」
松本「5月にKO負けして、いろいろ直さなアカンところ、気づいたところがいっぱいあったので、今までずっとその強化をずっとしてきたので、ちょっとした変化をみんなに見てほしいです」
関口「最近の試合では熱くなって、打ち合うことばっかりだったんですけど、そこを修正してきたので、冷静に、技術があるところを見てほしいですね」
この4選手の内、松本は5月の大阪大会で石田龍大の持つ王座に挑戦して敗れたが、その松本も含め、ベルトのチャンスを狙っているのは事実。ベルトへの思いを問われると……
水津「まずはここをしっかり勝ってから、先のことを考えたいです」
松本「5月にKO負けしてるので、やっぱすぐにベルトっていうのは無理なので、この日のフェザー級で一番盛り上げます」
関口「今回の試合に集中しないといけないんですけど、ここで勝ったらタイトル挑戦できる人は自分しかいないと思ってるので、いいアピールできたらなと思ってます」
大脇「ここをしっかりKOで倒して、ベルトへの挑戦を自分のものにしたいと思ってるので、頑張りたいです」
ここで宮田充プロデューサーがマイクを取り、「明日の試合で、さっさと早いラウンドで片付けてケガがなければ、11月15日のK-1代々木大会、あるいはKrushの11月、12月大会でもういっちょやってもらおうと思っていて。いい試合とかしなくていいので、とにかく早く相手をやっつける、インパクトを残すことを目指してほしい」と檄を飛ばす。さらに「フワッとしたコメントばかりで、このままでは見出しにならないので」と、自ら質問。「この後の勝負メシは?」と問うた。
松本「今夜は全然肉ですね。肉食って明日は覚醒します。今日の夜、覚醒します。で、明日は暴れます」
水津「今日の夜はうなぎを食べるっすね。前回の試合、うなぎを食べた帰り道で事故ったので、事故らないように気をつけます」
大脇「肉と米食ってしっかりパワーつけて、明日暴れたいと思います」
関口「うなぎ食べます(笑)」(同じ回答に一同ザワつく)
最後に、ファンへのメッセージとして4人はこう締めた。
水津「明日は、(松本は)暴れて1Rから倒しに来ると思うので、それを落ち着いて(対処して)自分も倒しに行こうかなと思います」
松本「明日は復帰戦なので、まずは印象を残すこと。暴れて、宮田さんに見てもらいたいと思います。11月15日、僕も狙ってるので、それに向けて派手に1Rから倒しに行ったろうかなと思います」
関口「さっき宮田さんから言われたんですけど、ここで早いラウンドで倒して、ケガがない状態で年内もう1試合やりたいなと思ってるので、倒して勝ちます。応援よろしくお願いします」
大脇「今回しっかりKOで倒して、ベルトへのアピールをしっかりします。必ず勝つので、応援よろしくお願いします」
宮田プロデューサーから11月15日のK-1出場の可能性が語られると、空気が変わったこの会見。実際に明日の試合でインパクトを残し、それを実現するのは誰なのか? いよいよ決戦は明日!