“米国トップガン”ストロッドマン、木村ミノルを酷評「すべての面で自分の方が上」=9.7K-1MAX開幕戦
“米国トップガン”ストロッドマンは、今年3月にアメリカ・オクラホマ州で行われた-70kgの8人トーナメントで3連続KOで優勝を飾った逸材だ。16勝のうち13KOを誇るハードパンチャーだ。
木村は、18年8月に第6代Krushウェルター級王座獲得。19年3月に和島大海をKOすると、20年3月の第3代K-1スーパー・ウェルター級王者決定トーナメントで優勝。21年12月に“K-1 FINAL”として和島大海とタイトルマッチで対戦も判定負けを喫し、今回がK-1でのリスタートとなる。
「16歳の時にブラジリアン柔術(BJJ)から格闘技を始めました。もともと他のスポーツでも攻撃的なプレースタイルだったので、自分の身を守る術を身につけたいと思ったのがきっかけです」
――得意技は何ですか? それで倒した試合などがあれば教えてください。
「自分のすべての武器が危険ですが、特にヒザ蹴りは大きな武器です。これまで多くの相手をヒザでKOしてきました。『Road to Tokyoトーナメント』でも2人をヒザで倒しました」
――『Road to Tokyoトーナメント』を振り返っていかがでしたか。
「最高の結果でした。全試合KOで勝ち抜き、怪我も一切なし。これ以上何を望めるでしょうか」
――アメリカはUFCなどのMMAが主流です。自身もUFCが好きで格闘技を始めたようですが、なぜキックボクシングを選択したのでしょうか?
「私はキックボクシングが大好きです。理由は、純粋な打撃のみで戦えるから。スピード、セットアップ、そして残酷さ――そのすべてがMMAよりも魅力的だと思っています」
――今回の相手の木村選手は、ハードパンチャーです。どんな試合になりそうなのか教えてください。
「相手はいい選手に見えますが、自分には届かないレベルです。激しい試合になるとは思いますが、しっかり仕留めます」
――自分の方が相手よりも優っている点を教えてください。
「すべての面で自分の方が上です」
――K-1に対しては、どんなイメージがありますか?
「K-1は素晴らしい団体だと思います。中でも70kgは最高の階級です。そこに自分がいることを誇りに思っています」
――日本で試合をするモチベーション、日本で戦う意義を教えてください。
「レガシー(伝説)を残すため、そして自分自身を試すために日本で戦います」
――対戦相手へメッセージをお願いします。
「しっかり練習しておいてください」
――最後に日本のファンへメッセージをお願いします。
「自分の試合は一瞬で終わることもあります。絶対にリングから目を離さないでください。瞬きした瞬間に終わるかもしれませんから」