「K-1 WORLD GP」8.11(木・祝)福岡<公開練習>丸山公豊、俺がK-1重量級を盛り上げる“動けるデブ”だ!「僕は足も速いし、泳げます。自分の方が“動けるデブ”だという自信があるし、リミッターを外してK-1の舞台で暴れます」
丸山は熊本出身の重量級ファイターで、九州の大会を中心にキャリアを積み、九州で活動している「激突」「KPKB(九州プロキックボクシング)」の2団体でヘビー級王座を獲得。“九州最強の重量級戦士”として2021年7月のK-1九州大会でK-1初参戦を果たすも、実方宏介の左ハイキックでKO負けを喫した。しかしそれ以降は3戦して2勝1分の結果を残して、2022年8月11日、K-1九州大会で再びK-1に参戦。4月のK-1無差別級トーナメントに出場した坂本英則と対戦することとなった。
「K-1のあとに3試合戦ったんですけど、かなりもがき苦しんだというか、きつかったですね」というもののの、K-1参戦をきっかけに朝久裕貴・泰央兄弟、K-JeeやRUIらと知り合うきっかけが生まれ「色んな人と技術交流だったりとか幅広く持てました。色んな考え方を知ることもできた1年だった」と収穫もあった。
特に同じ重量級のK-Jee・RUIとの練習では「2人は今まで戦ってきた中でも最強というか。K-JeeさんはK-1とKrushのクルーザー級のチャンピオンですし、RUIさんも194cmと身長がバリ(とても)高くて。初めてスパーリングに行った時に、技術、パワー……K-1ファイターの実力を感じました。色んなことを勉強させてもらっています」と得るものは多かった。
カード発表会見では「動けるデブは強いというところを見せる」(坂本)、「どっちが本当の動けるデブなのか決着をつける」(丸山)と“動けるデブ論争”が話題を呼んだ。丸山は事前に“動けるデブ”論争を仕掛けるつもりだったと明かした。
「無差別級トーナメントの公開練習を一人一人見たんですけど、どうしても坂本選手の“動けるデブ”というワードにに引っかかっちゃって(笑)。実は自分も前々から“動けるデブ”と言われていたんで、そこはキャラかぶりしてるんで一人でいいんじゃないかってところはあります。(ちなみに動けるデブとしてのエピソードは?)足は速いと思いますし…あとは泳げます(笑)。常々周りから“動けるデブ”と言われていたんで、自分の方が“動けるデブ”だという自信はあります」