2022.05.22

 5月22日(日)都内にて、前日に開催された「Krush.137」後楽園ホール大会の一夜明け会見が行なわれた。

 今年2月のK-1東京体育館大会において芦澤竜誠に逆転KO負けを喫した西元也史がKrushのリングで再起戦。斎藤祐斗から3Rにダウンを奪ったが、自身のキャリア初となる判定勝利を収めることとなった。

 西元は今回の試合に向けて『冷静にクレバーに戦う』というテーマを自らに課していた。「今までは倒す気で殴っていましたし、最終的にKOに繋がればいいなと思っていた」と、KO勝率100%の剛腕を振り続けたという西元だが、結果として「ディフェンスとオフェンスのバランスが下手くそだった」と反省。KO勝率100\%の記録は途絶えてしまったが「ひとつずつ成長する自分を見てもらえたら」と、前向きな課題の発見を感じさせた。

 記録が途絶えた一方、この一戦では従来の西元には見られなかったディフェンス能力の著しい向上が見られた。「8オンスで相手のフルスイングをブロッキングしたなんて初めて。あんなに効かないんですね」と、ディフェンスの効果が身に染みて分かったという。

 もちろん「攻撃が最大の防御だと思っています」と、自らの持ち味である攻撃力は捨てないが「もっと上のレベルで買っている皆さんはディフェンスができている選手しかいません。オフェンス8:ディフェンス2くらいのバランスでいきたいですね」と、攻撃力を活かすためのディフェンス能力向上を宣言。
 気持ち新たに「K-1のチャンピオンになるために上京して、ここで試合をしているので、K-1のリングで結果を残します」と、K-1王座への道を進む意気込みを見せた。

西元也史
「今回のテーマが『冷静にクレバーに戦う』と決めていたので、そういったところではできた部分はあったと思うんですけど、一晩中悔しくてあまり寝てないです。(プロ初の判定勝利。リング上で悔しがっていたが、消化不良?)消化不良というか、倒す気で殴っていましたし、僕のテーマでは何もさせず圧倒的に(相手の攻撃を)外して、最終的にKOに繋がればいいなと思っていたので。そういった部分で自分の攻撃力を今も信じているじゃないですけど、自信を失ったわけではありません。ただディフェンスとオフェンスのバランスがまだ下手くそだったなと思うので、1つずつ成長していく自分を見ていただけたらなと思います。

(一方でディフェンスのレベルが上がったという評価もある。総合的なレベルアップは実感している?)前回が逆転負けで、そういったところからオフェンス・攻撃力は自信あるんですけど、上のレベルに勝っていくとなるとディフェンスができている選手しかいない。あとは倒しに行くタイミングと気持ち。そういった部分を強化して練習してきたので、多少は出たかなと思います。(課題は残りつつも再起に成功して、次の目標は?)僕はK-1 JAPAN GROUPでやっている以上、K-1のチャンピオンになるために上京してきたし、ここで試合をしているので、K-1のリングで結果を残していきたいですね。

(試合中に『打ってこい!』と挑発されていたが、その時はどんな気持ちだった?)面白かったです(笑)乗っちゃいそうになっちゃいそうな自分はいたんですけど、そこで蹴ろうと思ってカーフキックを蹴ったり、そこで考えられてセコンドの指示通りにボディ打てたのも冷静だからできたので、そういった部分でもっともっとできることはいろいろあったと思うので、今後はしっかり倒しきるようにします。

(冷静に戦う自分を客観的に見てどう思う?)自分じゃないみたいでしたね。8オンスグローブで相手のフルスイングをブロッキングしたのは、23戦やってきて初めてで。ブロッキングすると、あんなに効かないんですね(笑)。ちゃんとディフェンスするのって大事なんだと身に染みて分かりました。(それを踏まえて今後のオフェンス・ディフェンスのバランスは?)オフェンス8:ディフェンス2くらいで行きたいですね。攻撃が最大の防御だとは思っているので、そういう風に織り交ぜていけるようにしていきたいです。

(ファンへメッセージ)たくさんの応援ありがとうございました。KO勝率100\%の西元也史はもう終わってしまいましたが、必ず倒しに行くスタイルは変えないので、これから1つずつ積み重ねていきます。あと僕のキャッチコピーは“KOマシーン”なんですけど、もっとかっこいい名前がいいです(笑)。それにふさわしいような試合をしていくので、これからも変わらず応援お願いします」

 

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