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「K'FESTA.5」4.3(日)代々木 野杁正明が「日本人は正直どうでもいい」宣言!対戦相手の加藤虎於奈「倒される覚悟で倒しに行く」、リベンジ燃える安保瑠輝也「ベルトを俺のモノにする」

 4月2日(土)、開催を明日に控えた「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K'FESTA.5~」国立代々木競技場 第一体育館大会の前日計量と記者会見が行われた。

 第17試合にはウェルター級王者・野杁正明の首を狙う安保瑠輝也が登場。K-1本戦2回目の出場となるムエタイ戦士プライチュンポン・ソー.シーソムポンと対戦する。野杁がKOしきれなかった相手=プライチュンポンとの対戦を前に、安保は「明日はしっかりKOでぶっ倒して、横にいるチャンピオンのベルトを俺のモノにする」と、記者会見で隣に座る野入へ対抗心をむきだし。

 プライチュンポンには「(面白い試合にするためにも)ルールをちゃんと守ってもらいたい」と、ムエタイの首相撲を出さないように注文をつける。プライチュンポンはそのオーダーに「もちろん明日はK-1ルールで戦う」と宣言。2度目のK-1のリングに「前回よりも良い試合ができると思います」と期待を煽った。

 第18試合では、その野杁正明が昨年9月以来のK-1参戦。元Krush王者の加藤虎於奈を迎え撃つ。野杁は「前回はケガがありましたが、今回は100\%に近い本来の姿を見せられる」と仕上がりに自信アリの様子。一方の加藤は「倒される覚悟で倒しに行くしかない。それができないなら相手としても申し訳ない」と、決死の一戦に臨む覚悟を見せた。

 チャンピオンとして多くの選手から狙われる立場になった野杁だが「日本人は正直どうでもいいので、明日はみなさんにもそう思ってもらえるような内容で証明する」とまるで眼中に無し。それを隣で聞いていた安保はマイクを握り「日本人のことはどうでもいいと言っていますが、俺が日本人最後の砦としてしっかりリベンジします」と打倒野杁を改めて宣言した。
安保 瑠輝也
「調子もばっちり。明日はしっかりKOでぶっ倒して、横にいるチャンピオンのベルトを俺のモノにする、その挑戦に挑む戦いをするだけだと思います。(スパーリングや走り込みに力をいれていたが、手応えは?)手応えはもちろんありますよ。走り込みは今回の試合を目標にしてやっていなくて、チャンピオンを倒すためにやっています。プライチュンポン選手が明日面白い試合をすると言っていますけど、俺と試合をする時点で面白い試合になるので、そこは心配しなくていいです。

 ただ前の試合を見ていて言いたいのは、K-1のルールはパンチと蹴りで決着を競う競技で、首相撲だったりつかむ行為は禁止です。お互いが面白い試合をするためにルールをちゃんと守ってもらいたいというのを伝えて下さい。(野杁のコメントを受けて)俺は横にいる明日倒されるかもしれないと思って戦う日本人とは違うんで。それを明日の試合で証明します。野杁選手は日本人のことはどうでもいいと言っていますけど、俺が日本人最後の砦としてしっかりリベンジします」

プライチュンポン・ソー.シーソムポン
「明日は全力を出し切って面白い試合をしたい。(2度目のK-1ルールで、どんな試合をしたい?)明日は100\%力を出し切って、見ている人に試合を楽しんでもらいたい。今回がK-1ルールは2回目なので、前回よりも良い試合が出来ると思う。(安保のルール遵守要求を受けて)みなさんご存じの通り、ムエタイとK-1ルールは大きな違いがある。ただ自分も2回目なので、K-1ルールに合わせて練習してきた。調整もバッチリできていますので、もちろん明日はK-1ルールに従って戦う」
野杁正明
「チャンピオンになって1戦目なので、チャンピオンの強さだったり怖さを見せないといけないと思うので、それを見せるだけです。(昨年9月以来の試合で、仕上がり具合は?)前回はケガがあったんですけど、今回はケガもないので、100\%に近い本来の姿を見せられると思います。前回のトーナメントよりもさらに進化していると思うので、それを明日は楽しみにしておいて欲しいと思います。

(いろんな選手から狙われている立場だが、それを含めてどんな試合をしたい?)狙われる立場ですけど、そんな僕は気にしていないので、僕は僕のやりたいような自分のステージにするだけです。僕には目標もありますし、今後のプランもあって、日本人は正直どうでもいいので、明日はそう皆さんに思ってもらえるよう内容で証明したいですね」

加藤 虎於奈
「明日は勝つことだけを意識していきたいと思います。(現役チャンピオンとの試合に向けて、どんな覚悟を持って日々過ごしてきた?)正直倒されると思うかも知れないですが、倒される覚悟で倒しにいくしかないなと思います。それができないなら相手としても申し訳ないですし、去年の9月からずっとチャンピオンのことを考えてきました」
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