スーパー・ウェルター級 (-70kg)
Kimura "Philip" Minoru

2021.12.05
昨日の最終試合で和島大海と“K-1 FINAL”としてK-1スーパー・ウェルター級タイトルマッチを戦った木村"フィリップ"ミノルだったが、和島が得意とする蹴りを中心とした攻撃に苦戦。消耗が著しく見られるようになった3Rに和島の左ミドルキック・ヒザ蹴りをボディに食らってついにダウンを喫してしまう。そして、立ち上がったもののファイティングポーズを取ることが出来ず、3R2分50秒でKO負け。10連続KO勝利を続けてきた木村が最後は王座から陥落し、KO負けという形でK-1 FINALを終えた。
試合から一夜明けて会見に出席した木村は、「たくさんの人の協力もあって凄い最高の舞台になったと思います。その中で試合が出来たことがまず凄く気持ち良くて、最高に幸せな瞬間でしたね。結果はあれですけど、自分の気持はブレることなくまだ前を向いているんでこれからも突き進んで行こうと思います」と、改めて新たなステージへの挑戦を表明した。
和島に敗れた敗因については、「K-1のリングは次のことを考えたままでやったり、違うところにフォーカスした状態では勝てない厳しいリングだったと思う」と語った木村。この試合を最高のものにするべく、「いろんなことを表現したかったし、K-1のためにも次の自分の未来のためにも僕の中でたくさんチャレンジした大会だったので、いろいろと」と、体作りから練習も含めて全精力を注ぎ込んできたという自負がある。それは「ストイックになり過ぎた」と自分自身で感じるほどだったという。
煽りVTRなどでは、「K-1はリベンジ出来る舞台、負けても勝ち上がれるんだというところを見せていきたい」とリベンジ精神の大切さを訴えていた木村だったが、「K-1のリングで戦うっていう覚悟とかは和島選手のほうが強かったかなと思いますね」と、皮肉にも2回KO勝ちしていた和島のリベンジに対する気持ちの強さを味わうことになったようだ。
しかし、「最後に負けて終わるというのはリベンジするための課題だと思うし、自分にとっての試練だと思うんで、こういうことは何回も乗り越えてきたし、心は丈夫なんでこれからもチャレンジしていこうと思いますね」と木村。有終の美を飾れなかったことが、次に目指すステージでリベンジをする糧となっている様子だった。
この日の会見では、昨日の大会で海斗をKOした安保瑠輝也から「木村選手も負けて終わるのも違うだろう。スペシャルマッチとして戦いたい。イケてる返事を待っています」という唐突なラブコールも送られている。「負けた僕にラブコールを送ってくれるのは何よりありがたいことですね。安保選手との試合はやったら絶対盛り上がると思うし、K-1的にもストーリーがあるし、リベンジをして終わらないといけないと思うんで、それはなくはないかなとは思います。考えてみたいですね、そうしたら」と、前向きな姿勢を見せるなど、まだまだ木村の一挙手一投足からは目が離せそうにない。
木村が次にチャレンジする舞台はまだ明かされなかったが、「K-1ファイターとしてこれから見せることは変わんないですし、よりもっともっとK-1らしさ、リベンジ精神の大切さをK-1もそうですけど、K-1以外の場所、舞台でもドンドン見せられたらなと思いますね」と、持ち前のリベンジ精神を次の舞台でも発揮していくことを誓っていた。
木村“フィリップ”ミノル
「昨日は試合の前から凄い注目を集めていた試合でもあったと思いますし、たくさんの人の協力もあって凄い最高の舞台になったと思います。その中で試合が出来たことがまず凄く気持ち良くて、最高に幸せな瞬間でしたね。結果はあれですけど、自分の気持はブレることなくまだ前を向いているんでこれからも突き進んで行こうと思います。今日はまだ話せないことも多いと思うんですけど、出来る限り答えられるところは答えていきたいと思うのでよろしくお願いします。
(試合を振り返って敗因は?)K-1のリングは次のことを考えたままでやったり、違うところにフォーカスした状態では勝てない厳しいリングだったと思うので、いろいろ技術的なことはあるにせよ、根本的にはそこかなと思いますね。あと気持ちの面で和島選手のほうがK-1のベルトを獲るというところでは強かったのかなと思います。
(自分の気持ちの中で甘さがあった?)甘さはないですね。逆ですね。自分にストイックになり過ぎたじゃないですけど、いろんなとこを背負ったじゃないですけど、いろんなことを表現したかったし、K-1のためにも次の自分の未来のためにも僕の中でたくさんチャレンジした大会だったので、いろいろと。そういう意味では甘さは全くなかったですし、試合に対しても精一杯出来るだけの体を作ってきたし、練習も全部注ぎ込んできたし、和島選手に勝つためにこの期間は一生懸命になっていたのでそこはないんですけど、K-1のリングで戦うっていう覚悟とかは和島選手のほうが強かったかなと思いますね。
(事前の映像でも『K-1はリベンジ出来る舞台、負けても勝ち上がれるんだというところを見せていきたいし、自分もそういう気持ちを伝えていきたい』とおっしゃっていたが、その部分は今回のリングで伝えられた?)伝えられたというよりは自分がもう一回それを実現しなきゃなという想いですね。やっぱり最後に負けて終わるというのはリベンジするための課題だと思うし、自分にとっての試練だと思うんで、こういうことは何回も乗り越えてきたし、心は丈夫なんでこれからもチャレンジしていこうと思いますね。
(自分が体現してきたK-1というスタイル、競技や気持ちは今いる選手たちに今回のリングで伝えられた?)客観的にどれだけ伝わってるかは分からないんですけど、僕が戦う姿であったり、僕の背中を見て少しでも何かを感じ取ってくれたり、刺激を貰ったり、勇気を貰った選手がいたなら、ファイターとして凄い幸せですね。ファンに勇気を与えるのももちろん嬉しいですし、同業者のファイターに刺激や勇気を与えられるのも凄い幸せなことなんで、それが出来たファイターであったら凄い幸せですね。
(安保選手が先程の会見で『木村選手も負けて終わるのも違うだろう。スペシャルマッチとして戦いたい。イケてる返事を待っています』という発言をしていたが?)なるほどですね(笑)。率直に今は何とも言えないですけど、そうやって言ってもらえるのファイターとしては嬉しいことですし、負けた僕にラブコールを送ってくれるのは何よりありがたいことですね。安保選手との試合はやったら絶対盛り上がると思うし、K-1的にもストーリーがあるし、リベンジをして終わらないといけないと思うんで、それはなくはないかなとは思います。考えてみたいですね、そうしたら。
(最後にファンにメッセージは?)K-1での試合は昨日でファイナルだったんですけど、K-1ファイターとしてこれから見せることは変わんないですし、よりもっともっとK-1らしさ、リベンジ精神の大切さをK-1もそうですけど、K-1以外の場所、舞台でもドンドン見せられたらなと思いますね。こういう選手はなかなかいないと思うんで、格闘家の中でもアスリートの中でも。自分にしかないこの良さをドンドン広めていけたらなと思います。まだまだチャンレジは始まったばかりだし、まだ第二章のスタートですね。今後も応援よろしくお願いします。引き続きご期待を持って応援してもらえたら嬉しいです。注目してもらえたらって感じですね」
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