スーパー・ウェルター級 (-70kg)
Kimura "Philip" Minoru

2021.11.22
この日行なわれた公開練習はシャドーボクシング。ミット打ちやスパーリングといった対人練習ではなかったが、木村は気迫のこもった表情で鋭いパンチを繰り出していく。木村が試合をするのは昨年12月のK-1両国国技館大会以来、約1年ぶりとなるが「絶好調ですね。問題なく来ています」と本人が語った通り、3Rたっぷりと体を動かして、好調ぶりをアピールした。しばらく試合をしてなかった期間に気持ちもリフレッシュできたようで、「練習も新鮮に感じて、同じことをやっていてもドンドン違う視点で捉えることが出来たり、自分のスキルの幅は凄く広がったかなと思います。今までやってきたことを自分の中で整理してもう一回体に馴染ませている感じですね」と、大きくプラスに働いているようだ。
2019年3月「K’FESTA.2」さいたまスーパーアリーナ大会での和島との試合から、10戦連続KO勝利を続けているように、木村=KOであり、当然ファンも最後の試合にKOを期待している。「ハードルを上げて見てもらっていいかなと思います。最後の試合だからどんな試合をするんだろうなとか、期待を大きく膨らませてもらって結構ですね」と、木村自身もファンの想像を超えるような試合をする気持ちが強いようだ。
また、改めて和島の研究をした中で新たな気付きもあった。一般的な見方ではこの試合はパンチの木村vs蹴りの和島というイメージとなるが、「僕は彼の何が苦手なんだろうというのを改めて自分で考え直してみたんですけど、結局膝蹴りとかハイキック、蹴りになっているわけなんですよ。そこが唯一嫌な部分だなって思ってたんですけど、あの身長であのスタイルでパンチ得意なほうが嫌だなって思ってたら、本当に楽になって、その瞬間、凄くちっぽけなものに見えたっすね」と、視点を変えたことで和島の厄介な部分も消えてしまったという。
また、次に目指しているステージに関しては、「まだなんにも決めてないですね、実際(笑)。試合が終わったらどこからどういう声がかかって、どういうオファーが来るんだろうみたいな。そういうドラフト的なことを勝手にやっちゃおうかなっていう(笑)」と語っていた木村。「次の自分が目指すステージに行く上でもその期待感は引き続き持ってもらったほうが楽しいじゃないですか?」と、期待感を大きく膨らませてのK-1卒業を目論んでいる。
「K-1ファイナルマッチ、お見逃しなく」。“KO KING”、K-1最後のリングまであと12日だ。
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