2020.12.17

Krush Evangelistの石川直生が12月19日(土)後楽園ホールにて開催される「Krush.120」の見どころを紹介!(※Krush Evangelist=クラッシュ・エヴァンジェリスト……Krushの魅力と価値を幅広く伝える伝道師)

第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント・準決勝
萩原秀斗vs橋本実生

「萩原選手はパンチも蹴りもアグレッシブに使い、バランスが良くて、パンチも打ち合い上等の素晴らしいファイターです。1回戦ではアグレッシブに戦いつつも上半身をしっかり振って、今までよりもディフェンスの意識を高く持つことで、難敵の峯(大樹)選手を封じ込めることに成功しました。キャリアを重ねることで戦いの奥行きが深くなったという印象を受けました。橋本選手は一戦ごとに顔つきがプロとして非常によくなってきました。

 僕は頭の中の意識が表に出るというのが顔つきだと思っているんですね。KRESTという環境に身を置くことで、周りのチャンピオンたちからトップの意識が(橋本に)移っているのかなという印象です。ファイトスタイルとしてはシャープなパンチと蹴り、グッドなポジショニングから出していける左のパンチ、まだまだ伸びていけるポテンシャルを感じさせてくれます。

 試合展開としてはプレッシャーを掛けながら前進してくる萩原選手を、橋本選手がそれに付き合うのか、それとも付き合わずに自分のグッドなポジショニングに徹底したゲームメイクをしていくのか。選手が勝ち進む中で、選手自身の成長をファンのみんなも一緒に確認できるというのがトーナメントの1つの楽しみ方かなと思います」

第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント・準決勝
吉岡ビギンvs黒田斗真

「吉岡選手、1回戦では長身のやりにくい池田(幸司)選手との試合を接戦で制して、優勝候補らしくしっかり準決勝に進出してくれました。力強い重心と安定した体幹、そして何よりクレバーな頭脳が優勝候補たる所以ということを1回戦で再確認させてもらいました。対する黒田選手は冷静に相手を見ながら攻撃に入る時は一気にトップスピードに入れる素晴らしい技術を持っています。相手が自分の距離に入ってきた時に反応するかのように、一気に畳み掛けるパンチのラッシュは黒田選手の大きな武器であり魅力です。両者とも気が強いので、もう1R目からバチバチと激しい打ち合いになって、軽量級のバンタム級の試合と思えないぐらい激しい試合展開になることが予想されます」

K-1フェザー級
斗麗vs稲津航大

「斗麗選手は右手の故障からの復帰に時間が掛からずに本当によかったです。進化・成長を遂げている中で、右手首の故障で欠場が続いてしまいましたが、武尊選手も手首を怪我した時に反対の左手の技術が上がったというように、斗麗選手も同じように左のパンチの技術が上がっているという発信をしてくれているので、そういう怪我をポジティブなものに変えてくれるのは一流といわれるポテンシャルを持つ選手の魅力の一つです。パンチの打ち分け、蹴りのスピードとポジショニング、そして抜群のタイミングでのヒザ蹴り、全ての武器で倒せるからこそ5戦5勝というパーフェクトレコードなのが斗麗選手です。

 1つ前の試合ではあの伊澤波人選手をあそこまで一方的に封じ込めて倒してしまうのかと驚きました。今回の試合、復帰戦では手首の回復具合がどれぐらいかというのは気になってしまいますが、それを抜きにしても斗麗選手が帰ってきたこと、そして進化・成長を楽しみに試合を見たいです。

 対してKrush初登場の稲津選手、稲津選手は戦い慣れした非常にバランスのいいファイターです。Krush初登場でいきなり斗麗選手という強敵との試合ですが、ベルトを獲得したことがあることによって斗麗選手と戦うことになったと思いますが、どれだけ斗麗選手と戦うことができるか。そのことによって稲津選手の実力が量り知れるというのがこの試合の見所の一つだと思います。この試合を斗麗選手がどれだけ復活して強くなっているか、稲津選手がどれだけ斗麗選手と渡り合える実力の持ち主なのか、その2つの楽しみを持ちながら見てもらえると、この試合の奥行きが深まっていくと思います。

 今回は12月です。今年最後のKrushです。今年はいろいろありましたね。でもコロナに負けずKrushは3月以降、毎回、毎大会駆け抜けてきました。今回は1番最後の試合が誰になるか、トーナメントですからまだ分かりません。誰が今年最後のKrushを締めてくれるか、それも含めて楽しみにしましょう!」

 

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