ライト級 (-62.5kg)
林 健太
Hayashi Kenta

2020.12.05
これまで対戦相手に合わせてネタを仕込んで公開練習を行ってきた林だが、この日は一切笑いの要素はなし。信頼するキヨソンセン・トレーナーを相手にパンチのみのミット打ちを披露した。
公開練習後のインタビューでも「試合も近づいてきて疲労も今が一番ピーク。練習前に『やるぞ!』と気持ちを入れ直さないと動けないぐらい疲れてきてるんですけど、せなアカンことをやってきて、無意識に動きが出るぐらいまで刷り込んできてるので、いい感じです」と、限界ぎりぎりの練習で決戦に備えている。
「ゴンナパー対策はしっかりできてます。そもそも3年前にゴンナパー選手に負けて、ムエタイを一から理解しようと思ってこのジムに来たというのもあるので。それで対策がバッチリじゃないと『お前、この3年間何やっとんねん』ということになるんで、しっかり対策はできていると思います」
そのゴンナパー対策にあたっては、前回の対戦も参考にしつつ、改めてどうすればいいか勝ち方を練ってきた。
「実際にゴンナパー選手と向き合った時のプレスだったり動作だったりを思い出すために、前回の対戦を参考にしました。警戒するのはやっぱりあの蹴り。頑なに蹴りに対しての動きを刷り込んできたので、試合を楽しみにしていてください」
KREST時代の先輩・兄貴分でもある山崎秀晃が9月のK-1大阪大会で安保瑠輝也を劇的なKOで沈め、スーパー・ライト級王座を戴冠。林も「9月のヒデさんのタイトルマッチを見ていて、相当なプレッシャーもあって、すごい大舞台のメインイベントで、進退も懸けた大一番だったのに、あの勝ち方ができるというのは、プロとしてすごい。いつでもエンターテイナーの試合をするなと自分も刺激をもらいました」と感じるものがあったという。
練習がしんどいのは当たり前で、『今日は疲れたな』とか『今日は動きが悪いからオフにしようかな』とか思うことはあるけど、応援してくれてる人たちの声を、野菜コーナーの『生産者の声』みたいな感じで、『頑張ってな』『頑張ってな』というのを頭の中でずっとスライドショーで流してるんですよ。それがメチャメチャ力になるんです、『やらな! この人たちのために頑張らな!』って思うんですよね。
(朝久戦の敗因は)熱くなりすぎて周りが見えてなかったし、周りの声も聞こえてなかったし、ただただ熱くなってしまったというのが、一番ダメな点でした。だから今回、一番心がけるのは、冷静に、クレバーに戦うことです。『心は熱く、頭は冷静に』です。任せてください」
「チャンピオンになってから、他のチャンピオンと比べられるわけじゃないですか。武尊君もそうですけど、『あのチャンピオンは強い』とか。でも『林だけはすごくない』みたいな感じで思われてるから、技術的にももっとレベル上げて頑張らなとか、もっとチャンピオンらしい試合をせなとか、いろいろ考えました。でも前回負けて、チャンピオンらしい試合をするとかそんなんは考えずに、とにかく勝ちたいと思うようになりました。だから防衛戦というよりも、王座決定戦ぐらいの気持ちでいます」
最後に、改めて「KOするとしたらパンチになる?」と聞かれると、林は「KOできるとしたらパンチしかないですね。俺が蹴りでKOする姿なんて、自分でも想像できないんで」と回答。林は己の“凶拳”でゴンナパーを倒し、リベンジと防衛を実現することができるか?
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