2020.10.28

 10月28日(水)都内にて記者会見が行われ、12月13日(日)東京・両国国技館で開催される「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN」の第2弾対戦カードが発表された。

 今大会では既に発表されているカードでK-1ライト級タイトルマッチとして、林健太vsゴンナパー・ウィラサクレックが組まれているが、同じ階級でもう一つ注目のカードが実現した。  

 Krushのトップ戦線で活躍し、一昨年の12.8K-1大阪大会で行なわれた「K-1ライト級世界最強決定トーナメント」で準優勝した大沢文也と、9.22K-1大阪大会でSEIYAを破り、3連勝中と上り調子の瓦田脩二のK-1ライト級スーパーファイトだ。

 実はこの2人は、普段は練習仲間。大沢が、瓦田が所属するK-1ジム総本部に練習に行くことがあり、スパーリングなどを通じて交流を続けてきた。特に瓦田は、「自分の試合の対策も立ててくれたり、前回の試合の時とかも自分の試合の前なのに、当日に連絡いただいたりしてた」と、大沢に世話になることが多く、試合が決まった時も悩んだことがあったそうだ。

 しかし、大沢にLINEで「胸を借りるつもりでやります」と連絡したら、「自分もぶっ倒しに行くから倒しに来てくれ」という返事をもらって、気持ちが吹っ切れた。「最高のリスペクトを持ってぶっ倒しに行こうと思ってます」と、リング上で恩返しを果たすつもりだ。

 一方の大沢も、「今の若いK-1ファイターとか他のいろんな格闘技の子たちって、生意気な敬語使えないバカばっかなんですけど、脩二はちゃんと敬語を使えて、礼儀も正しくて、凄い本当に好青年」と、瓦田の人間性に好感を持っている様子。瓦田からLINEが来た時も、「胸は借りなくていい。俺のことをちゃんとぶっ倒しに来てくれ」と返すなど、仲のいい後輩との戦いにも準備はできている。

 所属するジムは別々ながら、良き先輩と後輩の関係を築いてきた2人だが、K-1ライト級のタイトル戦線に近づけるのは一人だけ。非情な結果をもたらす一戦になりそうだ。

瓦田脩二
「今回大沢選手と試合決まって、自分がアマチュアでやってた時から憧れの選手で、凄い強い選手だなと思っていました。最近では普段から良くしてもらっていて、正直、決まった時は悩んだこともあったんですけど、試合が決まった時に連絡させてもらったら、『自分もぶっ倒しに行くから倒しに来てくれ』と言われて、気持ちも切り替えて、最高のリスペクトを持ってぶっ倒しに行こうと思ってます。(お互いのファイターとしての印象は?)大沢選手は戦いながら、自分のスタイルを上手くチェンジできるような頭のいいファイターで、当て勘も凄いというイメージがあります。

(練習をしている時に戦うだろうなということは頭に浮かんでいなかった?)いや、そういう話は普段から結構してて、『いつかやるだろうね』って話はしてたので、その話をしていた時から、だんだん自分が勝っていった時に心の中では覚悟はしていたかなという気持ちですね。(『いつかやるだろうね』って言われてどんな気持ちだった?)本当に文也くんは自分の試合の対策も立ててくれたり、前回の試合の時とかも自分の試合の前なのに、自分にアドバイスして、当日に連絡いただいたりしてたので、戦うかもとは言ってたですけど、実際こういう形になると、いろいろ複雑な気持ちはありましたね」

大沢文也
「今、脩二が言った通り、試合決まった時は『マジか』と思いました。知り合いと試合するのはこの業界仕方ないなと思っているんですけど、後輩と試合するのは初めてなので、ちょっと複雑な気持ちはあります。でも脩二からLINEをいただいて、『胸を借りるつもりでやらせていただきます』って言われたんですけど、僕は『胸は借りなくていい。俺のことをちゃんとぶっ倒しに来てくれ』と、そっちも『わかりました』と来たので、凄く楽しみであります。押忍!

(どういう出会いだった?)まず、脩二のジムのK-1ジム総本部チームペガサスに僕がスパーリングに行ってまして、脩二ともスパーリングさせてもらってて、プライベートでは1回かな? 食事に行かせてもらって、会場で会っても本当に礼儀正しくて。こういうことを言うとあれなんですけど、今の若いK-1ファイターとか他のいろんな格闘技の子たちって、生意気な敬語使えないバカばっかなんですけど、脩二はちゃんと敬語を使えて、礼儀も正しくて、凄い本当に好青年だなという感じです。

(お互いのファイターとしての印象は?)脩二は正直、試合とかは、僕と一緒で派手さはないのかなと思うんですけど、本当に強くて、僕にKO勝ちした蓮實選手にKO勝ちしていますし、僕がいつも練習でKOされてる中野滉太にも勝ってますし、ここは一応僕が赤コーナーで、脩二が青コーナーなんですけど、これもなんで僕が赤コーナーなのかなという感じです。とにかくリーチが長い、やりづらい選手という印象ですね。(練習をしている時に戦うだろうなということは頭に浮かんでいなかった?)階級が一緒だったんで。最初は戦うことは結構先かなと思ってて、でも、僕がちょっと負けて、脩二が3連勝して、『これ次、そろそろ来るんじゃないかな』と思っていました」

 

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