2020.09.05

 愛知・名古屋のGRATINESSにて、9月22日(火・祝)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)で開催される「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN」の[スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R]で近藤拳成と対戦する泰斗が公開練習を行った。

 2015年8月にKrush王座へ挑戦しながら、16年以降は黒星が続き連敗に陥っていた泰斗だが、昨年11月のKrush後楽園大会で3年10ヵ月ぶりのKO勝利。ここから再浮上するかと思われたが、続く12月、地元のK-1名古屋大会では松岡翔大の後ろ回し蹴りを受け初回KO負けとなってしまった。

「11月にKrushで復帰して連戦で、地元で勝たなきゃいけない場面だったのに、ああいう結果で何も出し切れず終わって。そのもどかしさと悔しさがメチャクチャありました。派手な倒れ方で負けは負けですけど、自分の中ではまだやれたのになっていう気持ちもありました」

 その悔しさを早く払拭したい思いはあったが、そこへコロナ禍が襲い、先行き不透明な世の中に。泰斗自身「正直練習という練習はできていなかったです。この状況になっていつ試合できるんだろう、年内できるのかなっていう気持ちはありました」と自身の心持ちを語る。

 そのため、これまでオファーがあればいつも即答で出場を決めていたが、今回初めて迷いが生じた。しかし試合が迫った現在、心境を次のように言う。

「あの時(=対戦が決まって直後の会見)は本当に迷っていたんですけど、今は開き直ってじゃないけど決まったからにはやるしかないっていう気持ちです。試合のために自分を作って、あとは本番に全力を出すだけです」

 腹は決まった。その上で近藤拳成との一戦に臨む。

「近藤選手は本当にオールラウンドで何でもできる感じの相手だと思っています。プレッシャーを掛けてジリジリ攻めてきて、パンチも結構強いと思うので、全く油断もしていません」

 32歳で戦績39戦15勝(6KO)23敗1分の泰斗に対し、拳成は21歳で8戦3勝(2KO)4敗1分、試合は新旧対決の構図となる。

「僕も年齢を聞いて一回り以上違うのでビックリしました。数年前は、自分がまだ下の若い方だと思っていたのが、いつの間にか30過ぎているので。自分的には若い子の壁、そんなに戦績もよくないですけど、まだまだ若い子には負けたくないし、負けないぞっていう気持ちです。何よりもまずはこの1勝。先のことよりまず1勝を大事に取っていきたいと思います」

 昨年、3年10ヵ月ぶりの勝利こそ上げたが、まだ真の復活には至っていない。

「もう一回自分を取り戻したい、そういう気持ちです。今の僕は本当に負けっぱなし、負けが多いので、ここを絶対に落とさない。“なんであいつが(K-1で試合を)やれるんだ?”という声もあると思うんですけど、決まったことが全て。全力を尽くして、思い切って近藤選手にぶつけるだけです」

 ベテランとなった今も、“不屈のレオパード”泰斗は貪欲に勝利を求めている。

 

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