2020.09.03

 大阪・平野区の月心会にて、9月22日(火・祝)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)で開催される「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN」の[スーパーファイト/K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R]でラーシーシン・ウィラサクレックと対戦する和島大海が公開練習を行った。

 今年3月の「K'FESTA.3」で第3代K-1スーパー・ウェルター級王者決定トーナメントに出場した和島は、一回戦でタイのアワターン、準決勝で日本の城戸康裕を撃破。しかし、決勝へ勝ち上がるまでに足に大きなダメージを負った和島は木村"フィリップ"ミノルを相手に為すすべなく敗れ、準優勝に終わった。

 しかし1日3試合の過酷な経験を経て「1回戦は外国人選手、準決勝は城戸選手と試合ができて、1日で3回もリングに上がれたことがリング慣れというか、経験になった」と得たものは大きかった。

 トーナメント前に「外国人選手撃破」「世代交代」「木村へのリベンジ」、優勝に繋がる3つの目標を掲げていた和島だが、唯一、木村へのリベンジが叶わなかった。

「悔しかったです。でもそれも良い経験になったかと思います。負けは仕方ないので、また経験を積んで今度は万全の状態で木村選手と試合ができたらと思います」

 今回はその経験を地元大阪で発揮できるチャンスが訪れた。これまでKrush大阪大会には参戦経験のある和島だったが、K-1大阪大会の出場は初となる。和島は「ずっとK-1大阪大会に出たいと思っていたし嬉しかったです」と喜びを語り、周囲も和島のK-1大阪参戦を待ちわびていたようだ。

「やっぱり大阪は地元なので友達や応援団が来てくれるので気合いが入っています。僕の地元が会場からも近いので、みんなに試合の報告をしたら、すぐに『行くよ!』と返事をくれたり、周りの反応はすごくよかったです」

 その和島が迎え撃つラーシーシンは元K-1スーパー・ライト級王者ゲーオや現Krushライト級王者ゴンナパーを要するウィラサクレック・フェアテックスジムに所属し、今回がK-1初参戦。オーソドックス、サウスポーの両スタイルをスイッチしながら使いこなし、兄と慕うゴンナパー譲りの強烈なミドルキックが印象的な選手だ。しかし和島はその選手へあえて蹴りの勝負を挑むという。

「タイ人の選手なので蹴りが重いと思っています。すごくコンパクトでモーションもないというか、蹴りはすごいと思う。でも僕も蹴りは得意なので蹴り勝つ。蹴りの対決をしたいです」

 タイ人選手を相手に蹴り勝つポイントは、自身のバックボーンである空手仕込みの多彩な蹴りにあると話す和島。公開練習のミット打ちでも強烈なミドルキックを見せ「ミドルだけだったらなかなか当たらないと思うので、ミドル・ローを蹴り分ける。相手はタイの強豪選手ですけど、僕の蹴りの方が強いことをアピールします。色んな蹴りを出して最終的には蹴りで倒せたらいいと思っています」と、空手vsムエタイの“異種蹴り技対決”にも準備万端だ。

 木村が頂点に立つスーパー・ウェルター級戦線において、和島はどんなテーマを持ってこの試合に臨むのか?

「スーパーウェルター級は日本人が少くて外国人選手が多い階級だと思うんですけど、コロナの影響で外国人選手が来日できなかったり、試合そのものが少ないと思います。今回しっかり勝って日本人なら誰と当たっても余裕で勝てるぐらいの差をつけられるように頑張ります」

「打倒・木村」「スーパー・ウェルター級の頂点」を狙って、和島が再び動き出す。

 

選手登録