2020.08.08

 8月29日(土)東京・後楽園ホール「Krush.116」の[第7代Krushウェルター級王座決定トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R]で加藤虎於奈と対戦する松岡力のインタビューを公開!

――昨年8月K-1大阪大会の近藤魁成戦以来の試合となりました。あの試合は1RKO負けという結果でした。改めてあの試合を振り返っていただけますでしょうか?

「魁成くんのプレッシャーや技術に面食らっちゃって、自分が対応する前に終わっちゃった試合でしたね。別に舐めていたわけじゃないんですけど…僕の方がキャリアもあるし、技術が上だと思って戦ったんですね。でもいざリングに上がったら技術もあるし、しっかりフィジカルもある選手だなと感じました」

――他の若い選手との違いを感じましたか?

「はい。飛び抜けて秀でているものがあると思いました。プレッシャーもオーラも感じたので。負けたあとは本当に落ち込んで、高校生に負けているようじゃ選手として先はないと思って、試合後に引退を決意しました」

――近藤戦が終わってから復帰を決めるまではどんな心境で過ごしていたのですか?

「本当にもう格闘家をやめるつもりで、たまにジムにはいっていましたけど、太らないように体を動かす程度しかやっていなくて、プロとしてリングに立つつもりはなかったです。そういうなかで今回の王座決定トーナメントのオファーをいただいて、気持ちが変わりましたね」

――一度はリングを降りる決断をしたにも関わらず、どう心境が変わったのですか?

「一番は魁成くんにリベンジできるチャンスが巡ってきたことですね。一回負けた相手にリベンジするチャンスって、そう簡単には巡って来ないじゃないですか。でも今回のトーナメントは魁成くんが逆ブロックにいて、お互いに決勝まで勝ち上がればリベンジのチャンスがやってくる。ベルトがついてくるというのは二の次で、魁成くんにリベンジできると思って(トーナメント出場を)即決しました」

――準決勝で対戦する加藤虎於奈選手にはどんな印象を持っていますか?

「身体も強くて背も高くて男前で、いい男じゃないですか。ガッツもあっていい選手だと思います」

――松岡選手と言えば“デンジャラスロー”と言われるローキックが武器ですが、加藤選手に効かせる自信はありますか?

「僕、ローが当たる相手をローで倒しているというだけで、自分ではローキックが強いとは思っていないんです。だから“デンジャラスロー”じゃなくて“普通ロー”ですよ(笑)」

――なるほど(笑)。ではご自身では何が得意技だと自己分析していますか?

「なんでも……というか、基本的に僕はオールマイティーなスタイルなんですよ。強いていうなら蹴り技が得意ですが、相手に合わせて当たる攻撃で攻めます。とにかく加藤選手に勝たないことには次がないので、試合では次のことを考えずに加藤選手に集中して戦います」

――Krushのベルトにはどんな想いがありますか?

「K-1 JAPAN GROUPで戦っている以上はベルトを目指していますし、そのチャンスが来たこともうれしいです。でもやっぱり…一番は魁成くんにリベンジすることですね。だから魁成くんに勝つことでベルトがついてくるという感覚ですね」

――今まで魁成選手以外にも負けた選手はいると思うのですが、なぜそこまで魁成選手にこだわりがあるのでしょうか?

「なんでだろう? 相手が年下で高校生だったというのもあるし、注目されているスター選手というのもありますよね。これからスターになる選手に負けたままでいるのか、リベンジして終わるのか。僕はこのトーナメントで魁成くんにリベンジ出来たら、そこで格闘技生活が終わってもいいぐらいの覚悟なので、格闘技人生のすべてをかけて戦います」

――魁成選手は記者会見で「このメンバーで僕が一番ベルトが似合う。3人全員潰すつもりでやります」という挑発的なコメントもしていましたが、それについてはどうでしょう?

「あれって挑発なんですかね? 会見を盛り上げたくていったと思うし、僕は気にならないですね」

――それでは最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。

「魁成くんへのリベンジが目標ですが、準決勝で加藤くんに負けたら、そこですべて終わりです。今は準決勝を勝つことにすべてを注いで、最終的に魁成くんにリベンジします」

 

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