2019.12.23

 12月23日(月)東京・新宿区のGSPメディアセンターにて、2月24日(月・祝)東京・後楽園ホール「Krush.111」の第1弾対戦カードが発表会見された。

 11月のK-1横浜大会のスーパーファイトで対戦したKrushスーパー・ライト級王者・鈴木勇人と佐々木大蔵。試合はキャリアとテクニックの引き出しの多さを見せた佐々木が判定で勝利し、底力を見せつけた。あれからちょうど3カ月、今度は戦いの舞台をKrushに変え、鈴木の持つKrushのベルトに佐々木が挑戦する形でのダイレクトリマッチによるタイトルマッチが決定した。

 今回は挑戦者として鈴木と戦うことになった佐々木は「K-1の大きな会場とはまた違う熱を生み出せるのは後楽園ホールならでは。その熱を感じるのも楽しみですし、自分と鈴木選手で熱を発信して後楽園ホールを揺らしたい」と、Krushと後楽園ホールという特別な舞台で観客に熱狂をもたらすことにこの試合の意義を見出している。

 一方、王者という立場ながら佐々木へのリベンジに“挑む”鈴木は「あの試合は何も出来ずに負けてしまって悔しいというよりも自分が情けなかった」と前戦の完敗を認めた上で「リングの借りは結局リングでしか返せない」とKrush王者として誇りとベルトをかけて再戦を直訴。「自分はこの程度で終わるつもりはないんで、佐々木選手にリベンジして壁を超えたい」と佐々木へのリベンジに静かに闘志を燃やした。

佐々木大蔵
「今回タイトルマッチが決まりました。今年はK-1の試合にずっと出場していたので、Krushの試合に出るのは去年の日中対抗戦の時以来ですね。後楽園ホールでの熱、K-1の大きな会場とはまた違う熱を生み出せるのは後楽園ホールならではだと思います。そういった面でも自分としても後楽園ホールで試合をするのが楽しみです。

(直近の試合で勝っている相手とのリマッチになったが?)こうやって組んでいただいた試合、そして鈴木選手とまた試合できることに縁を感じます。今回は前回の横浜アリーナで生まれた熱とはまた違う熱になると思うし、横浜大会(11月24日)からちょうど3カ月で、僕も鈴木選手もどこまで変わることが出来るか。そこが2人にとって課題となってくるのかなとも思います。やっぱり前回とは違った形で見ているファンの方々の期待を、良い意味で裏切るような試合を発信していくことが重要だと思っています。

(リベンジ戦を挑まれることに悔しさは?)僕に似合わない言葉を言ったら盛り上がったりするのかもしれないですけど、僕自身には本当に(悔しいという感情は)なくて。僕も前回の試合で見せられていない部分があって、自分が持っているものを全部出せたとは思ってないですし、それを次の試合では出したい。この3カ月で自分も成長を見せるというか、練習して高めて行くつもりなので、そういった面でも楽しみにしていてほしいです。

(前回の試合を踏まえて鈴木を上回る自信はある?)もちろんです。僕は常にどんどん強さを追い求めているので、前回勝ったからといって有頂天にならずに、しっかり身を引き締めています。鈴木選手は全てを獲るつもりで挑んでくると思うし、コメントを聞いていてもそういう魂を感じます。それ以上のものを燃やして、来年の2月24日を迎えたいと思ってますね。

(ファンの皆さんへメッセージは?)僕自身、Krushの試合、後楽園ホールでの試合が凄く楽しみです。後楽園ホールでしか生み出せない熱を感じるのも楽しみですし、自分と鈴木選手で熱を発信してさらに後楽園ホールを揺らしたいと思います。すでに1月に決まっている試合もありますけど、その1月を超える試合をしたいと思っています。2月24日楽しませるんで、ぜひ楽しみにして来てください!」
鈴木勇人
「まずこの試合を組んでいただいたことを嬉しく思っています。前回佐々木選手とK-1で試合させてもらって、本当に自分はあの試合は何も出来ずに負けてしまったと思っていて…悔しいというよりも自分が情けなかったです。リングの借りは結局リングでしか返せないんで、すぐにでもリベンジしたいと思ってました。なのでこの試合が決まったことを凄く嬉しく思っています。この試合でしっかりとリベンジしてKrush王者としての誇りを取り戻したいと思います。

(再戦に前向きな佐々木のコメントを聞いて)率直に嬉しかったですね。前回は本当に何も出来ずに負けちゃったのですが、前回の試合から本当にたくさんのことを学べたと思っています。佐々木選手から色々勉強させてもらった部分が大きいので、その気づいた部分を今は色々と修正しながら練習に取り組んでいて。次は前回とは違った戦い方を見せて、しっかりリベンジしたい。そういうところを楽しみに見ていてほしいですね。

(3カ月という短い期間で特別な練習は?)そういうのは特別なく、練習環境は今までと変わりはしないと思います。今までは左ミドルだけで自分はチャンピオンになれたと思っていて、でもそれだけじゃこれからは勝てないというのが、前回の試合で身に染みて分かった部分があります。今までは何だかんだで(左ミドルだけで)勝ってこれた部分があったんで、自分も調子に乗ってたじゃないですけど、自分をしっかりと見つめ直す部分がなかったかもしれません。それが前回負けたことによって『それじゃ駄目だ』ってことが本当に分かりました。今はトレーナーと一緒に色んなことを考えながら頭を使って、色んなバリエーションを増やしながら練習をして、戦いの幅を増やすような練習をしています。

(前回戦った時は佐々木が自分の想像を超えていた?)正直イメージを超えてましたね。予想外のことがけっこう自分の中で起きてしまって、それでペースを掴めずに自分の良さが消されてしまったんで。やっぱ佐々木選手は“叩き上げのテクニシャン”というキャッチフレーズがついているだけあって、本当に上手さを試合中に感じた部分はありますね。(終わってすぐに再戦したいと直訴したのは、次にやれば勝てると思ったから?)いや、勝てるとかそういうことは特別思ってないんですけど、やっぱリングの借りはリングでしか返せないので。(試合を)やらなければ何も生まれないと自分は思っているし、そういう意味ですぐにやりたいと思いました。

 とにかく自分が情けなくて、その情けない自分をどうにか……名誉挽回じゃないですけど、鈴木はこの程度だったんだと見ている人も思ったと思うんで。自分はこの程度で終わるつもりは全然ないんで、佐々木選手にリベンジして壁を超えたいと思ってます。

(ファンの皆さんへメッセージは?)繰り返しになってしまうんですけど、自分はこの程度で終わるつもりはないので。3カ月という短いスパンではあると思うんですけど、自分が前回の試合から2カ月後の試合までにどれだけ成長したかっていうのを見せて、しっかりとリベンジして次のステップに進めて行きたいと思っています」