2019.12.16

 12月16日(月)東京・新宿区のGSPメディアセンターにて「K-1 KRUSH FIGHT.109」の一夜明け会見が行われた。

 今年9月にKRUSH王者となり、山本直樹を挑戦者に迎えての初防衛戦に臨んだレオナ・ペタス。山本が試合開始から捨て身のラフファイトを仕掛けて乱戦模様になるも、レオナが右ストレートの連打でダウンを奪取。2Rも乱打戦を仕掛ける山本から怒涛の連打で3度のダウンを奪ってKO防衛を果たした。

 一夜明け会見では「昨日は弟(加藤虎於奈)と2人でKO出来たんで凄い良かったです。(逆転KOの)弟に全部持ってかれたかなと思ったんですけど、タイムだけ40秒早くて、そこだけはちょっと勝てたかなと思います」と笑って試合を振り返ったレオナ。

 試合後にはマイクでゲスト解説を務めていた武尊に向けてK-1のベルトをかけての対戦をアピールし、この日も「武尊選手からは『K-1で実績残せ』と言われましたけど、僕は王座決定トーナメントで2位の小宮山工介選手にも勝ってるんで実績も十分あると思う」と対戦要求する。

 中村拓己K-1プロデューサーはレオナの主張を受けて「国内外問わず色んな選手から武尊選手と戦いたいというアピールがある。レオナ選手は武尊選手と対戦が見たいという声があがる実力と実績のあるファイターだと思うのと同時に、選手的にもお客さん的にも満を持してここで見たいというタイミングが、どこの時期にあるかも探したい」と、今後の動向も含めて対戦の機運が高まった時に実現させたいと話す。

 レオナは武尊戦が実現しないのであれば「(海外の)ヤバイ選手とやりたい。スリリングで僕が本当に倒されるんじゃないかってところまで追い込まれた方が、僕の潜在能力も引き出させられると思う」と海外の強豪選手との対戦を希望した。

「昨日の試合は無事に防衛できて本当にほっとしました。弟がKO勝ちしてたんで少しプレッシャーを感じたんですけど、そこで2人でKO出来たんで凄い良かったって思います。(山本は序盤からラフファイトを仕掛けてきたが?)山本選手の出方は3パターンくらい考えてきたんですけど、その中の1パターンではありました。3Rずっとあの動きで来るんだったら1Rはとりあえず様子見て対応しようと思ってたんですけど、2R目で慣れちゃったんで2Rで倒せたって形でしたね。山本選手は凄く気持ち強くて前に来るっていう感じではあったんですけど、僕は(クリーンヒットは)一発ももらってない。特にもらわず自分が当てられてたんで、それは良かったのかなって思います。

(ショートレンジでの右ストレートは普段から意識している?)あれは試合の時に相手と距離が近くなると相手の顔に当てたいという気持ちが強過ぎて、とりあえず何も考えずに相手の顔にパンチを当てることだけを考えて適当にぶん殴るって感じで出してます。普段のトレーニングでは自分の距離で戦えって言われてるんですけど、短い距離になった時は自分の本能で戦ってます。

(対戦要求に対して武尊は『K-1でしっかり結果を残したら』と発言していたが?)K-1チャンピオンにKRUSHチャンピオンが挑むのは全然普通のことだと思うし、K-1で実績残せと言われたけど王座決定トーナメント2位の小宮山選手にも勝ってるんで実績も十分あると思います。そこで武尊選手が僕にそういうふうに(言葉を)濁すってことは逃げてんのかな?と。ただ単純にそう言っているのかもしれないけど、じゃあ武尊選手は僕が誰とやって誰に勝てば実績があると認めるのかと。2位の小宮山選手に勝ってるんで、それ以上は武尊選手しかいないと思うんで。

(前回の試合で武尊が苦戦した村越優汰、大岩龍矢vsスタウロス・エグザコスティディス戦の勝者もいるが?)まあ組まれればやりますけど、大岩選手もKrushのベルト獲れなかったじゃないですか? そんな遠回りする必要はないだろと。僕はベルトも持ってるし実績もあるんで。普通に僕以上の選手はいないと思ってるし、僕以上がいるとしたら武尊選手だと思っているんですごくやりたいですね。

(武尊戦が実現しないのであれば海外の選手とやりたいと発言していたが、具体的に戦いたいファイターはいる?)いや全然考えてないですね。でも去年やったジャオ・チョンヤン選手とか中国の選手は凄い強かったんで中国の選手ともやりたいと思います。まあ僕は英雄伝説のベルトも獲ったし次はヨーロッパ系の選手とやりたいなってちょっと思いますね。

 タイの選手ともやったことないんでやってみたら面白いのかなって思うんですけど、僕にタイの選手のキックは当たんないと思うし僕のスピードに反応出来ないと思うんでKO決着になるんじゃないかなと思ってるんで。結果が見えてる試合は面白くないんで特にやりたくはないかなと思いますね。

(パンチ主体のタイ人とならやってみたい?)そういう何かヤバイ選手とやりたいっすね。スリリングで僕が本当に倒されるんじゃないかってところまで追い込まれた方が、僕の潜在能力も引き出させられると思うんで、そういう選手とやりたいなって思います。

(兄弟揃っての2RKOは意識していた?)弟と一緒に試合に出たのが昨日で3回目で3回とも2人でKO勝ちだったんですけど、昨日の試合は弟が危ない試合からの逆転KOでちょっと持ってかれそうになって、僕もKOしなきゃ駄目だなと思ってました。とりあえず2RでKO出来て、弟に勝ったところがあるかな?と思ったらタイムだけ40秒早くて(笑)。そこだけちょっと勝ってたんで、これが兄だなとホッとしました。最後はタイトルマッチでベルトを防衛して締めれたんで『これがチャンピオンとの差だよ』って弟にはさっき話しました(笑)。

(武尊とはお互いに万全な状態で戦いたいと話していたが、前回の村越戦はまだ武尊は万全な状態じゃないと映った?)そうですね。本人も全然納得してなかったじゃないですか。見てる方からしてもあれ?ちょっと大人しいかなっていうふうにみんな感じたと思うんで。そういうところでまだ万全ではないのかなと思います。村越選手がもちろん上手かったってのもあると思うんですけど、そういうところでも、いつも上手い選手を倒してきた武尊選手なんで万全じゃなかったのかなと思います。自分はそう思ったんで、一番乗ってる時の武尊選手とやりたいと思って発言しました。

(KRUSHが“Krush”に原点回帰することについて)僕がチャンピオンになったのはK-1 KRUSH FIGHTの時なんですけど、僕が本当に欲しかったのはずっと7年間やってきた“Krush”のベルトだったんで。来年からKrushに戻って、僕はとりあえずベルトを持っているんでKrushチャンピオンになれるんで、本当にそれは凄い嬉しいなって思いますね。(ファンの皆さんにメッセージは?)昨日は応援ありがとうございました。これからまだまだ先が長いか短いかは分かんないですけど、これからも頑張って行くんで応援よろしくお願いします」

 

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