2019.10.17

 10月16日(水)東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントにて記者会見が行われ、12月28日(土)ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN」の第1弾対戦カードが発表された。

 スーパー・ライト級王者 安保瑠輝也vs挑戦者ゲーオ・ウィラサクレックの約半年ぶりのリマッチが決定した。両者は6月の両国大会で王者ゲーオに挑戦者・瑠輝也が挑む形で対戦。瑠輝也が延長の末にゲーオを下して新王座に就いた。しかし接戦で敗れたゲーオは試合直後から瑠輝也とのリマッチを要求し、瑠輝也も「再戦してKOで決着をつけたい」とリマッチに応じる姿勢を見せていた。そして約半年の時間を経て、王者・挑戦者の立場を入れ替えてのダイレクトリマッチによるタイトルマッチが決まった。

 今回王者としてリングに立つ瑠輝也だが、会見前のフォトセッションを終えると、自分が持ってきたK-1スーパー・ライト級のベルトを中村拓己K-1プロデューサーとゲーオの間に置く。続いてマイクを持つと「今ベルトが自分の目の前にないように、僕は自分のことを本当のK-1チャンピオンだとは思っていません。この再戦で白黒はっきりつけて、ゲーオ選手を完全にKOして自分のことをK-1チャンピオンと認めてもらえるように、この試合をしっかり締め括りたい」とこの試合が真のK-1王者を決める戦いだと位置づける。

 前回の対戦では延長戦でゲーオがクリンチを繰り返したことにより減点が言い渡され、それが勝敗を分ける形となった。今回の再戦を前にゲーオが「私自身、3Rの時点で自分が勝っていたと思うし、延長でも勝っていたのは自分だ」と主張すると、これには安保もすかさず反論。「1Rからガンガン前に出て、パンチをとにかく放り込む。完全にKOして勝つ」と言い放つ。

 するとゲーオも「もし瑠輝也選手が本当のチャンピオンだと言うのなら、今回は私を倒してみせてください」と挑発的なコメントで応戦。「今回は皆さんに分かりやすいようにKOを見せたい」とゲーオの口からもKO宣言が飛び出した。

 会見後のツーショット撮影でも瑠輝也はベルトを持ってゲーオと並ぶことを拒否し、中村プロデューサーがベルトを持って間に入る形で写真撮影に応じた。まさにベルトをかけた決着戦。完全決着でベルトを巻くのは瑠輝也か? それともゲーオか?

☆記者会見動画の視聴URLはこちら▷https://youtu.be/7XfeENVcMgE

ゲーオ・ウィラサクレック
「今回はこのような機会をいただいて、とても嬉しく思っている。今回は必ず全力で戦ってベルトを獲り返したい。(前回の対戦について)自分としては3Rで自分が勝っていたと思うし、延長でも自分が勝っていたと思う。

(ベルトとリベンジがかかる今回の試合はベストのゲーオが見られる?)もちろん、私は全力でやるつもりでいます。前回の試合は約6カ月のブランクがあって、個人的にもちょっと身体が鈍っていたと思う部分がありました。パンチや蹴りが遅かったと思っています。今回は全力で練習して、実践練習も含めてやっていきたいと思っています。

(安保はゲーオのクリンチについて苦言を呈しているが?)やはり私はムエタイ選手ですし、確かにタイミング的にクリンチしてしまうこともあります。でも今はK-1ルールで戦っていますし、それに合わせて練習もしています。今回の試合では掴むつもりはないですし、K-1ルールに従ってしっかりと試合をします。

(安保は自分の方が王者に相応しいと語っているが?)どちらが王者に相応しいかは分かりませんが、もし瑠輝也選手が、自分が本当のチャンピオンだと言うのなら、今私を倒してみせてください。(どういう試合で王座を獲り返したいと思っている?)やはり今回は皆さんに分かりやすいようにKOを見せるつもりです」

安保瑠輝也
「前回ゲーオ選手に勝ってチャンピオンになったんですけど、今ベルトが自分のところにないように、自分のことを本当のチャンピオンだと思っていません。この再戦で白黒はっきりつけて、完全にKOして自分のことをチャンピオンと認められるように、この試合をしっかり締め括りたいと思います。

(完全決着を宣言しているが、前回の試合でゲーオを倒す穴は見つけた?)そこは見つけました。あと今のゲーオ選手のコメント聞いて言い訳っぽいなって思いましたね。前回は6カ月試合が空いたって言ってますけど、今回の試合も前回の試合からちょうど6カ月空くし、本戦・延長でも自分が勝ってたと言っていますが、ゲーオ選手が負けた理由はクリンチしたから、ルールを守れないからです。そんな人間はチャンピオンにふさわしくないと思います。僕は自分が勝ったとも負けたとも思ってないですし、今回は挑戦者だと思ってます。だから今の言葉を聞いて、KOで勝って自分がチャンピオンだということをしっかり証明したいと思いましたね。

(前回の試合では詰めきれなかった印象もあったが?)確かに距離感だったりフェイントは今までやったどの選手よりも上手かったから自分も倒しきれなかったですし、そこは本当に認めます。ただ試合が終わって映像を見て振り返ってみたんですけど、ちょっと相手を大きく見過ぎてたというか、幻想的なものを見ていたのかなという部分もありました。

 次は…もう作戦を言っちゃいますけど、1Rからガンガン前に出て、パンチをとにかく放り込んでいったろうかなって思ってます。確実にKOでぶっ倒すんで。ゲーオ選手に一言だけ言いたいのは、クリンチだけはすんなよってそれだけですね。そしたら完全にぶっ倒すんで。

(今回のリマッチは自ら望んだ?)試合が終わった後にリング上でも再戦を口にして、アレはちょっと興奮してた部分もあったんですけど、さっきも言った通り一番と二番の差をはっきりつけないと駄目だと思っています。今回の試合で自分がチャンピオンと認められるように、スーパー・ライト級で一番の男になろうと思ってます。

(もうゲーオへの敬意はなくなった?)いや全然敬意は持ってますよ。前回の試合前の会見でも言ったんですけど、僕は2014年のK-1旗揚げ戦のゲーオ選手の試合を見て上京を決めたので。その時は階級が違ったので、このベルトを獲ろうと思ってなかったですけど、本当に刺激を与えてくれた人物なので敬意は表してます。

 たださっきの発言に関してはシンプルにダサいなと思いました。ベルトをあちら側に置いた理由は先ほども言ったとおり、まだ自分のことを本当の意味でのチャンピオンだとは思ってないからです。だから防衛戦というよりは僕は挑戦者だと思って戦おうと思ってます」

 

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