2018.11.20

 11月20日(火)東京・新宿区のGSPメディアセンターにて、東京・後楽園ホール「Krush.95」の前日計量・記者会見が行われた。

 2008年11月にスタートし、今回が10周年記念大会となるKrush。メインイベントは10年前の旗揚げ戦にも出場し「Krushライト級グランプリ2009」を制するなど華々しく活躍したレジェンド・山本真弘と20歳の新鋭・里見柚己によるスーパー・フェザー級戦だ。

 記念大会で大ベテランの山本と対戦することになった里見は「減量をクリアしてホッとしています。メインに選ばれたのでみんなが期待しているKOを見せて、しっかり世代交代したいと思います」と世代交代を宣言。

 続く質疑応答でも「見ているみんなが絶対に(世代交代)を期待していると思う。ここで山本選手が勝つとKrushの未来は明るくならない。今自分は20歳ですけど、これからベテランをどんどん倒して、僕たちの世代が出ていかないとKrushの未来は暗い」と世代交代を強調する。

 一方の山本は「計量が終わって食べられるありがたみを感じます。これから徐々に士気を高めていきたいと思います」と自然体。「10年前と比べて山本老けたなと思われないように、動きがあってアクティブな試合をしたいと思います。自分の中では10年前とはそんなに変わっていないかなと思います」と続け、里見の世代交代宣言についても「これは勝負の世界。世代交代は気にしてない」と意識することはない。

 しかし10周年記念のメインイベントという部分については「僕は10年前の旗揚げ戦からKrushに出ている。10周年大会には思い入れが強いし、メインイベントに選んでいただいて気合いが入っている。思いっきり行きます」と珍しく語気を強めた。

 里見も「Krush10周年に出られることがうれしい。この大会に出られるだけでもすごいと思うし、そのメインなので頑張りたい」と呼応。「対戦カード発表会見で山本選手が『最近はギラギラした選手が少ない』と言っていて、そういう言葉は自分とやってから言ってほしいと思いました。明日は若さなりの殺気とオーラのすべてを出して、それをみなさんにも感じてもらいたい。試合ではぎらついた自分を出せると思います」と瞳をぎらつかせた。

 会見に同席した宮田充プロデューサーは、今大会のマッチメークについて「今、Krushは基本的にタイトルマッチをメインに大会をやらせてもらっているんですけど、今回はどういうメンバーが集まるんだろう?ということでこだわりなくやってみました」と説明。

「若い選手がいたり、復活を目指す選手がいたり、初参戦の選手がいたり…それを並べてみて、山本にメインをやってもらいたちと思いました。Krushは若い選手がベテランをくってきた、逆にベテランが踏みとどまってきた歴史もあります。明日はどっちに勝敗が転ぶんだろうな?という試合をしてほしい。メインらしい勝負を期待しています」と山本・里見にエールを送った。

 また宮田プロデューサーはその他の試合についても期待の言葉をかけた。

「セミファイナルの牧平vs渡邊も通常じゃ考えられないマッチで、牧平と(渡邊が所属する優弥道場の)山本優弥がKrushのベルトを争ったり、牧平のセコンドには優弥のライバルの山内佑太郎がいる。そういう風景があるなかでクロスポイント吉祥寺さんから初参戦の選手が出てくれるのもKrushだと思います。

 一発インパクトを与えれば認めてもらえるのがKrushで誰が生き残るのか。牧平が言ったように人生を変えるきっかけにしてほしいし、もしかしたら悪い方向にひっくり返るかもしれない残酷さも含めてのリングです。みんなのコメントを聞く限り、試合で“行く”選手が多いんで、第1試合から楽しみですし、いつものKrushと比べても面白かったと思ってもらえる大会になってほしいと思います」

 メインイベントも含、10周年記念大会はどんな“壊しの祭典”になるか!?

 

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