2018.06.19

 6月19日(火)東京・新宿区のGSPメディアセンターにて記者会見が行われ、8月5日(日)「Krush.91」後楽園ホール大会の第1弾決定カードが発表された。

 K-1・Krushファン大注目のタイトルマッチが決定した。[Krushウェルター級タイトルマッチ]王者・塚越仁志vs挑戦者 木村"フィリップ"ミノルの一戦だ。

 塚越は2016年10月に渡部太基を下してKrushウェルター級王座を獲得。初防衛戦のモハン・ドラゴン戦、2度目の防衛戦となった牧平圭太戦、いずれも大激闘の末にKO防衛を果たし、Krush王者として“The Krusher”の名に相応しい試合を見せ続けている。一方、挑戦者の木村は現在K-1のリングで2連続KO勝利中。2013年12月の山崎秀晃戦以来、約4年8カ月ぶりにKrush王座に挑戦することとなった。記者会見には塚越と木村が揃って出席。今回のタイトルマッチにかける熱い想いを言葉にした。

木村"フィリップ"ミノル
「塚越選手とKrushのタイトルマッチで戦えることはものすごく幸せです。彼のファイトスタイルは熱くて、どれだけ打たれても打ち返して、最後は自分の試合に持ち込む能力も高くて、気持ちも強い。めっちゃハードな選手だと思います。だから僕は思いっきり挑戦するつもりです。今、コンディションもめっちゃいいので、気持ちと身体を絶好調に持っていきたいと思います。めっちゃ気合いが入ってます。

(Krushのベルトについて)その話だけでいうと“青春の忘れ物”ですね。新体制のK-1がスタートする前に命をかけて獲りにいこうと思ったのがKrushのベルトです。そこへの熱い想いは今も変わらないです。自分と塚越選手は数々の名勝負を生んできて、2018年のNo.1の試合とかそういう話じゃなく、僕らが死んだあとも映像に残されて語りつくされるような試合をしたいです。

(激しい試合を覚悟している?)今まで戦ってきた相手は全選手スタイルが違うし、持っている感情も違います。塚越選手に対しては激しい試合になったとしても、そこで負けないことが大事。それが彼との試合に対する気持ちの作り方です。(ファンへのメッセージは?)僕の復活ストーリーの中でタイトルマッチが決まりました。対戦相手もベストなチャンピオンです。ハードな試合になると思うし、覚悟を決めています。ぶっ壊れるまで戦います」

塚越仁志
「一昨日のK-1を見に行ってたんですけど、ワンパンで山際和希選手が倒されていて、改めて木村選手はすげえ強いなと思いました。今の木村選手はすべてが充実している感じがして、その夜にオファーをいただいたのですが、胸が熱くなりました。二つ返事でOKしましたし、むしろ僕の方からやりたいくらいでした。今、僕はベルトを持って戦っていますが、ここで勝つことでベルトの価値がさらに上がると思うし、最強の相手を感謝の気持ちを持ってぶっ倒しに行きます。

(これまでタイトルを守ってきた自信は?)自分がやってきたことに対しては自信があるんですけど、前回の木村選手の山際戦を見ている限りだと、一発もらったらやばいというのがあります。それは自分のファイトスタイル的に難しかもしれないけど、相手もいいところを出させつつ、悪いところも出させて、全部をぶつけて戦う。僕の中ではそういう風に考えています。

(今の木村については?)心技体ががっちり合ってきているのかなと思います。今日の雰囲気を見ていても。すごく落ち着いて来ていると思うし、僕はそんな感じがしています。会見を見ても今までとは違うのかなと思います。(Krush王者として迎え撃つ気持ちは?)木村選手は今K-1で暴れていますけど、Krushでは好き放題させないつもりです。ここでしっかり仕留めます。

(ファンへのメッセージは?)木村選手は(KOした相手を指して)『誰が来てもああなりますから』と言っていましたが、逆に木村選手がああなるようにしっかり作ります。覚悟を持って戦います」

 会見に出席したK-1宮田充プロデューサーはこのタイミングで塚越vs木村のタイトルマッチを組んだ経緯を説明。そのうえで「この試合は歴史に残るようなとんでもない試合になると思いますし、今日の会見でそれが確信に変わりました」と語った。

「K-1とKrushの展開で歯車が回っているところで、ミノルくんと同門の久保優太くんK-1ウェルター級王者になって、先日のスーパーファイトで城戸(康裕)くんが勝った、と。その流れの中でミノルくんのことを考えたら、ここで後楽園、Krushのタイトルマッチだなと思いました。塚越くんもどんな挑戦者がいいかなと考えていて、最終的に木村くんと山際和希くんの試合が終わって決定しました。今ここでミノルくんが塚越くんにチャレンジするのがK-1・Krushにとってもいいかなと思います。

 ここでミノルくんが勝てばKrushチャンピオンとしての試合がスタートするし、K-1に乗り込んでいくことにもなります。またシルバーウルフの大宮司(進)さんを通じて塚越くんも張り切ってくれていると聞きました。先ほどミノルくんが言ったような歴史に残るようなとんでもない試合になると思いますし、今日の会見でそれが確信に変わりました」

 最後のフォトセッションで両者がフェイス・トゥ・フェイスで視線を合わせると、会見場には異様な緊張感が漂った。激闘必至のウェルター級タイトルマッチで最後に立っているのは王者・塚越か? 挑戦者・木村か?

 

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