2017.10.19

 10月19日(木)東京・亀戸天神のスタジオアートスクエアにて、11月5日(日)東京・後楽園ホール「Krush.82」の[Krush -55kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R]で挑戦者・久保賢司と対戦する王者・寺戸伸近が公開練習を行った。

 Krush-55kg王者として、2度目の防衛戦を迎える寺戸。挑戦者の久保は過去に2度対戦して1勝1敗のイーブンの相手で、Krush王座をかけての決着戦となる。(※2010年3月のKrush後楽園大会で寺戸がKO勝利、2017年4月の第2代K-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメントの準決勝で久保がKO勝利)。

 試合まで3週間を切り、寺戸は「いい感じで仕上がってきていて、いつになく良いコンディショニングが出来ていると思います」。4月の第2代K-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメントで眼窩底骨折の怪我を負い、約一カ月間は休養期間を設けることになったが「6月頃から指導も再開して、それから練習を再開しました。試合間隔は半年ほど空いているんですけど問題はないですね。今回は身体のケアにも力を入れていて、食事も意識したものを取るようにしています」と語る。

 その言葉通り、寺戸は公開練習として行ったシャドーボクシングとミット打ちでは軽快な動きを見せ「(実戦練習を再開して)最初の頃はまた怪我するんじゃないか?という不安もあったんですけど、今は全く問題ないですね。しっかり相手を見て打つ。そういうところが出来るようになったかなと思います。勝つのは最低条件として、その中でも倒すイメージをしっかり持って、倒す対策もしっかり練っています」とジムワークでも手応えを感じている。

 挑戦者の久保については「戦績的には1勝1敗ですけど、自分にとっては全然やりやすい相手だなと思っている。噛み合った試合ができると思います」と断言。「Krush-55kgは若手も含めて強い選手がどんどん育ってきていると思うので、復帰戦の相手にはちょうどいいかなと思います。4月のトーナメントで対戦してみて、今までKrushでやってきた相手の方が強かったと思いました」と久保を完全に格下扱いする。

 記者会見や公開練習では久保から「パンチも蹴りもすべてを使ってギブアップさせる」や「二度とやりたくないと言うまで叩き潰してやる」と挑発的な言葉が続いていたが、寺戸も「あれだけ偉そうな口を叩くならお前は強いんだろうな?っていう思いはありますけど…11月5日は『こいつは本当は弱かったんだ』ってところを俺が見せてやりますよ」と強い口調で言い放った。

 寺戸が王座防衛の先に見据えるものはK-1スーパー・バンタム級のベルトだ。「自分は37歳という年齢なんで、これから10年も20年もできるとは思っていない」という寺戸は「1戦1戦大事にやっていきたい気持ちもあるし、この防衛戦をクリアしたら、あともう一本(K-1の)ベルトを巻きたい。(武居と)やらせてもらえるならやらせてもらいたい」と王者・武居への挑戦を明言した。

 10月には第一子も生まれ「2009年にベルトを獲ってから、ずっとベルトを守り続けてきたんですけど、その中で新しく家族が増えて守るべきものが増えました。守るものがある男は強い。守るべきものが増えて強さを増した自分を見せたいです」と語った寺戸。最後にメッセージを求めると「今回の防衛戦を因縁だとかどうのこうの言っていますけど、完璧に自分が勝ちます」と完全決着を誓った。

 この言葉通り、寺戸が圧倒的な強さでベルトを守るのか?

 

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