「Krush.140」8.27(土)後楽園＜インタビュー＞MOMOTARO「まだ自分を必要としてくれる人たちがいる、だからもう一度リングに立ちたいと思った。ここで負けたら次はないという覚悟で戦います」
――昨年5月からK-1 JAPAN GROUPに参戦しているMOMOTARO選手ですが、今回Krush初参戦となりました。
「前回、前々回とK-1に出させていただいたんですけど、2回ともKO負けということで、このルールの厳しさを知りました。今回、出直しということで、ここから這い上がって行きたいと思っています」
――Krushから再出発することについては、どう感じていますか？
「K-1で2連敗をして『またK-1に出させてください』なんていうことは自分的にもやりたくなかったですし、KrushにはK-1に出たいという若い選手もたくさんいると思うので、自分もKrushに出て、ここから出直して、またK-1に出られるように頑張っていきたいと思いました」
――記者会見では進退について考えたという言葉もありました。改めてもう一度リングに立とうと思った理由を教えてください。
「正直、2連敗してもう辞めようと思っていました。でも同年代が活躍する姿を見て、いい刺激を受けたり、他のジムの方からスパーリングの相手をしてくれないかという声をいただいたりして、まだ自分を必要としてくれる人がいるということが凄く嬉しくて。そういう選手たちと一緒にやっているうちに『格闘技は楽しい』や『もう一度戦いたい』と思うようになって、今回試合をすることになりました。また、中村（拓己）プロデューサーが忙しい中、個人的に連絡をくださって、選手ひとり一人をとても大切にしている方だということが凄く伝わってきて、もう一度このリングに立ちたいと思いました」
――提髪選手にはファイターとして、どんな印象を持っていますか？
「いくつか試合を見させていただきましたけど、最初から最後までガンガン前に出て、このKrushにとても合う選手だなというのはあります。ただ、若い選手に負けて、K-1 JAPAN GROUPに来て3連敗したら本当にもう次はないという覚悟で今回のリングに立ちますので、そこを期待してほしいです」
――どんな試合をして、復活した姿を見せたいですか？
「僕は破壊力がない・1発がないと思われているんですけども、そうではないというところをファンの皆様に知っていただきたいという気持ちが強いです」
――それでは最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。
「提髪選手は凄くいい選手なので、熱い試合が出来るように二人で盛り上げたいと思います。皆さん期待していてください」