2021.11.21

 11月21日(日)都内にて、昨日開催された「Krush.131」後楽園ホール大会の一夜明け会見が行なわれた。

 メインイベントではKrush女子アトム級王者の菅原美優がMIOをチャレンジャーに迎えて、初防衛戦を敢行。試合前に磨いてきたパンチも冴え渡り、2Rにはバックハンドブローでダウンを奪取。そのまま優位に試合を進め3-0で判定勝利を収めた。

 今回の試合は、菅原にとってはKrush女子アトム級王座の防衛戦でありながら、5.30K-1横浜武道館で行なわれたスーパーファイトのリベンジマッチでもあった。MIOからの“口撃”があったり、8月の試合が菅原の欠場により流れたりと、様々な部分で菅原にプレッシャーのかかることが予想された試合だった。しかし、「プレッシャーはもちろん多少なりありましたけど、それよりも勝ちたかった。勝ちたくてしょうがなかったし、それしか見てなかったんで、それが逆に良かったのかなという感じです」と、MIOに勝利したいという一心でプレッシャーを跳ね除けた。

 また、Krushで女子の試合がメインを務めるという重圧も、「あまり良くないと思うんですけど、ガン無視して」と、こちらも頭からは取り除いたという菅原。「勝つことだけに一生懸命頑張って結果がついてきたし、自分のチャンピオンとしての在り方もそういう感じで、何でも一人で突っ走って一生懸命やればついてくるかなって思いましたね」と、5月の屈辱がまさにバネになっての勝利だった。

 菅原は格闘技以外のメディア絡みの仕事も増え、先日は写真集を出したばかり。女子のK-1ファイターが増える中でも一際注目を集める存在になってきた。「多分女子選手は私のことが気に入らないだろうし、好きじゃない方のほうが多いと思うので、引っ張っていくというよりは、写真集の仕事をさせてもらったりメディアのお仕事もたくさんさせてもらっているので、勝手に一人で突っ走っていこうかなと思ってます」と、王者になり以前よりも露出が増えたためか、発言にも自信が増してきた様子。

「それが悔しいんだったらもっと周りの選手には追いついてきてもらってっていう形で切磋琢磨していけたらなという、そういう方向がみんなで頑張れるのかなって思っています」と、自分が女子ファイターの中でも独走状態に入ったという自覚もあるようだ。

「MIO選手も言ってたんですけど、最近45kg(アトム級)が凄く盛り上がってきているので、K-1に新しい階級を作ってもらえるように、自分を筆頭にアトム級の選手みんなで盛り上げていけたらなっていうのが一番大きな目標です」と、Krush王者の地位に満足することなく、K-1のアトム級王座設立も視野に入れ、引き続き女子戦線を牽引していく。

菅原美優
「昨日はたくさんの応援ありがとうございました。しっかりリベンジすることが出来て嬉しいです。本当にたくさんの方に感謝の気持ちでいっぱいです。(ベルトを守って一夜明けてどんな心境?)嬉しいのが率直な意見なんですけど、本当に今回は防衛戦という意識が正直あまりなくて、勝つことを凄い意識してたので、勝って表彰式みたいなのがあって、中村(拓己プロデューサー)さんにベルト巻いてもらって、『返ってきたんだな』っていう、そこで実感が湧きました。

(周りからの反響は?)『いっぱい成長したね』って言ってもらえて嬉しかったです。(今回の試合はリベンジ戦でもあり、試合前から舌戦もあったがプレッシャーはなかった?)プレッシャーは多少なりはもちろんありましたけど、それよりも勝ちたかった。勝ちたくてしょうがなかったし、それしか見てなかったんで、それが逆に良かったのかなという感じです。

(かなりパンチの技術が伸びていたが要因は?)たくさんの方にお世話になって、選手に来てもらったり、出稽古に行かせてもらったりして、ボクシングの選手とたくさん手を合わせる機会を作ってもらって。元々、自分自身ボクシングが凄い好きなんで、勉強したりとかして楽しく学べました。

(女子の試合でKrushのメインを締めたことについては?)それも正直、防衛戦、メインイベントっていうのを、あまり良くないと思うんですけど、ガン無視して。勝つことだけに一生懸命頑張って結果がついてきたし、自分のチャンピオンとして在り方もそういう感じで、何でも一人で突っ走って一生懸命やればついてくるかなって思いましたね。

(これからどうアトム級を盛り上げたい?)試合前に『チャンピオの器じゃない』って言われちゃったんで、いろいろ考えたんですよ。チャンピオンってどんな存在なんだろうとか。そんな簡単に答えは出なくて。でも、やり方はいっぱいあるだろうし、引っ張り方もあるだろうし、多分女子選手は私のことが気に入らないだろうし、好きじゃない方のほうが多いと思うので、引っ張っていくというよりは、写真集の仕事をさせてもらったり、メディアのお仕事もたくさんさせてもらっているので、勝手に一人で突っ走っていこうかなと思ってます。それが悔しいんだったらもっと周りの選手には追いついてきてもらってっていう形で切磋琢磨していけたらなという、そういう方向がみんなで頑張れるのかなって思っています。

(芸能活動でやってみたいことはある?)無人島に行って、サバイバル生活したいです。それか池の水を抜きたいです(笑)。(来年の目標は?)MIO選手も言ってたんですけど、最近45kg(アトム級)が凄く盛り上がってきているので、K-1に新しい階級を作ってもらえるように、自分を筆頭にアトム級の選手みんなで盛り上げていけたらなっていうのが一番大きな目標です。

(自分の試合の映像を見た客観的な印象は?)お家に帰って見てみて、前よりはだいぶマシですけど、もっと出来たなと思うところはあって、欲って出るものなんで、引き続きそこを成長できるように頑張るしかないかなっていう感じです。(前蹴りのタイミングは前回と変えた?)変えてないんですよ。変えたつもりはないんですよ。でも、思うのはパンチが伸びると蹴りも自然と伸びるんですよね、何でか知らないですけど。パンチが出来るようになって蹴りも良くなって、蹴りも良くなってパンチも良くなってっていう、全体的に良い方向に行ったかなっていう。バランスが良かったのかなというか、単発にならない練習はずっとしてたので、少しは上手く繋がったかなっていう感じです。

(年末の楽しみはファンを公言しているゴロフキンの試合?)チケット欲しいんですよ(笑)。頑張ります。(どういうところが好き?)紳士で強いところが好きで、エキサイトマッチで別の方が試合されてて、リングサイドでゴロフキンが抜かれたんですね。めちゃめちゃ普通のサラリーマンなんですよ。エリートサラリーマンみたいな。なのにめちゃめちゃ強い。あのギャップにやられて結婚したいぐらい凄く好きです(笑)。

(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日は本当にたくさんの応援ありがとうございました。引き続きもっともっと強くなれるように努力するので、これからも応援をよろしくお願いします」

 

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