2020.08.30

 8月30日(日)都内にて、「Krush.116」8.29後楽園大会の一夜明け会見が行なわれた。

 セミファイナルでは前バンタム級王者の佐々木洵樹が、階級をスーパー・バンタム級に上げての初戦で龍斗と激突。判定にもつれ込んだ試合となり、2-0で僅差での勝利となった。自身でも試合内容については、「勝てたことだけが良かった点。試合前にパワーで頼らずとか言ってたんですけど、結局はパワーに頼って力みまくってっていう感じだったんで、本当に甘いところが出ただけの試合でした」と反省することしきり。そして、それ以上に、セコンドに就いていたPOWER OF DREAMの古川誠一会長や武居由樹たちから、試合後に散々ダメ出しを食らったという。

 特に試合中に出したカカト落としや後ろ回し蹴りに関しては、試合中にも関わらず古川会長に「てめえ、何やってんだ!」と怒鳴られ「2Rに(コーナーに)帰ってきた時に、会長にやられるんじゃないかって思って、怖かったです」と語った佐々木。「カカト落としはアンディ・フグ選手がずっと好きだったんで、頭の中でやろうと決めていたのを止められず、あんな展開なのにやる必要はないなと思いました。勉強になりました」と反省したものの、古川会長からは「伸びしろがない」とバッサリ切られた。武居たちからも「人間的にそこでやらなくていいことをやるし、やらなきゃいけない時にやる洵樹さんがいる」と厳しい言葉を投げつけられた。

 これらの厳しい言葉に昨晩から相当落ち込んでいたという佐々木だが、「次の試合では強い佐々木洵樹を見せられるように、高みを目指してがんばっていきます」と気持ちを切り替え、次戦での挽回を誓っていた。

佐々木洵樹
「はい、POWER OF DREAMの佐々木です。はじめに龍斗選手、対戦してくれてどうもありがとうございました。昨日の試合は勝てたことだけが良かった点です。(一夜明けての心境は?)昨日、試合が終わってから控室に戻ってと、車の中と、それからご飯を食べに行ったんですけど、古川会長と武居くんと中野くんにこっぴどくずっとダメ出しされたんで、心境としてはずっと落ち込んでました、正直(苦笑)。(次に向けての改善点は?)やってても細かいところですけど、パンチの距離も全然ダメだし、パンチのキレも全然ダメだし、足の位置も全然ダメだし、改善点しかないけど、会長には『伸びしろがない』とまで言われました…。本当に昨日は落ち込んだんですけど、這い上がります。

(蹴りを積極的に出そうとしていたが?)蹴りは練習していたことがあったんですけど、変なカカト落としとか、後ろ回し蹴りとか、『何であんなの出すんだ』というのは会長に言われましたね。2Rに(コーナーに)帰ってきた時に、会長にやられるんじゃないかって思って、怖かったです。(試合中にもカカト落としと後ろ回し蹴りをやった直後に『てめえ、何やってんだ!』と言われていたが?)言われてました……試合中に一番聞こえました、それは。終わってから映像を見ても、あのタイミングで出すとは……本当にすいませんでした。(カカト落としはこだわりがあった?)そうですね。カカト落としはアンディ・フグ選手がずっと好きだったんで、頭の中でやろうと決めていたのを止められず、あんな展開なのにやる必要はないなと思いました。勉強になりました。(会長たちからの特に印象に残った言葉は?)武居くんから『試合内容もそうだけど、人間的にそこでやらなくていいことをやるし、やらなきゃいけない時にやる洵樹さんがいる』と。確かにそうだなと…。本当に入れ替えます、気持ちを。

(一階級上げてみての重さだったりフィジカルなどはどう感じた?)階級を上げてみて、動きも動けるなと思ってやってたんですけど、試合前にパワーで頼らずとか言ってたんですけど、結局はパワーに頼って力みまくってっていう感じだったんで、本当に甘いところが出ただけの試合でしたね。相手あることなんであれですけど、自分の甘さです。(判定が厳しかった?)そこはジャッジの見解だと思うんですけど、会長も『お前の負けだ』って言うぐらいの感じだったんで、そこは特に気にならず。自分の動き自体が、できが悪かっただけっていう感じですね。

(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日もこの状況の中、試合に来てくださり、どうもありがとうございました。昨日は強くない佐々木だって思われると思うんですけど、次の試合では強い佐々木洵樹を見せられるように、高みを目指してがんばっていきますんで、よろしくお願いします。ありがとうございました」

 

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