2020.07.10

 7月11日(土)都内にて、開催を明日に控える「Krush.114」後楽園ホール大会の前日会見が行なわれた。

 明日の第7試合でKrushライト級で闘う大沢文也と蓮實光は、会見の中で舌戦を展開。ツーショット撮影時にいきなりフェイス・トゥ・フェイスで睨み合いとなるなど、かなり前のめりで明日の試合に挑む。

 大沢は会見に同席したKrush Evangeristの石川直生さんから「新生・大沢文也がどういう形になるのか楽しみの一つ」と言われていたが、これが2019年9月16日の「Krush.105」以来の復帰戦となる。蓮實が「みなさんの期待通り、きっちりKOで勝ちます」と予告すれば、「誰も蓮實選手のKOには期待してないと思っているんで、僕の復活だけ期待していてください」とキッパリ。さらに「試合でKO狙ったこと、一回もないんですけど、今回は初めてKO狙って闘おうかなと思っている」と豪語した。

 そんな大沢が考えているのは、カウンターでのKO狙いだ。これを聞いた蓮實が「カウンターって宣言してもらって、カウンターで倒れる自分じゃないんで、カウンター越しにさらにカウンターで返してあげますよ」と応戦すれば、大沢は「そんな技術ないでしょ?」とバッサリ。さらに「格闘技IQ低すぎ!」と言いたい放題だ。

 一方の蓮實も負けていない。大沢から再三にわたって挑発的な言葉を受けても、「大沢選手は本当に知名度もありますし、そう言ってもらえるだけうれしいです」と、どこ吹く風。「内心焦ってるんだろうなしか思わない」と余裕を見せた。そして、「まさかっていうぐらいに圧倒的なKOで勝つ」と最後まで自身の姿勢を崩さず、堂々とKO宣言だ。これを聞いた大沢も、「まさかっていうぐらい泥試合になると思うんで、そうしないようにがんばります」とやり返し、最後まで両者とも一歩も引かずに口でやり合っていた。

石川直生
「まず、新生・大沢文也がどういう形になるのか、見どころ、楽しみの一つですね。大沢選手は元々頭脳派でテクニシャンファイターだったんですけど、選手の隣で言うのもあれなんですけど、試合によってちょっと浮き沈みがあるのが、それがまた個性の選手だと思います。だけど、怪我をして欠場中にリハビリをして、ジムの代表になったことで、僕は顔が変わったと思っているんですよ。元々カッコいい顔が、より色気が出てきたっていうかですね。大沢くんは今29? 28? でも、まだまだ一皮も二皮も化けられる年齢だと思っているんで、また明日は新生・大沢文也に期待です。

 あと、蓮實選手は独特のリズムから振ってくるパンチ。本当にKrushのリングの中では異彩を放つスタイルなんですけど、最近、Krushのリングでの勝ち方を掴んできたと思うんですよね。ただ、試合で言うと、大沢選手はそういうパンチを合わせるのが得意なはずなんですけど、そういう大沢選手のテクニックすら凌駕する蓮實選手に期待です」

蓮實光
「明日はとても楽しみです。楽しみしかないんで、期待通り、きっちりKOで勝ちます。(事前の煽りVTRではお互いに自信を持っているコメントをしていたが、どんな試合になると予想している?)大沢選手はテクニックもありますし、K-1のトーナメントで準優勝という実績もある選手なんで、自分にとってはオイシイだけなんで、明日はパワーでねじ伏せて、KOして、蓮實がタイトルマッチに行くっていうイメージができてるので、明日は見逃さないでほしいです。

(睨み合いを仕掛けられてどういう感情になった?)なんとも思わないですね。興味ないですけど、明日のリングで白か黒かハッキリするんで楽しみです。(大沢選手から凄い挑発的な言葉が次々と出ているが?)逆にうれしいですね。大沢選手は本当に知名度もありますし、実績のある選手にそう言ってもらえるだけうれしいですけど、ちょっと内心焦ってるんだろうなしか思わないです。(大沢からカウンターという言葉が出たが、どういう闘いをする?)カウンター当ててもらうのが逆に楽しみです。カウンターって宣言してもらって、カウンターで倒れる自分じゃないんで、カウンター越しにさらにカウンターで返してあげますよ。

(大沢の『そんな技術ないでしょ?』という発言を聞いて)やってみればわかりますよ、明日。(大沢から『ブンブン振り回しているだけじゃん』と言われて)振り回して倒れちゃう奴は倒れちゃうんですよ。(ファンの皆さんへのメッセージは?)明日はファンの方も、会場に来られる方も、まさかっていうぐらいに圧倒的なKOで勝つんで、蓮實光に注目してください。よろしくお願いします」

大沢文也
「TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKERの大沢です。明日は僕も楽しみですね。10カ月ぶりの復帰戦なんで、怪我で出られなかった分、悔しい気持ちとかも凄いあるんですけど、(蓮實が)期待通りKOって言ってたんですけどね、誰が期待してるんだからちょっとわからないんですけど(笑)、誰も期待してないんじゃないかなと思っているんで、僕の復活だけ期待していてください。(事前の煽りVTRではお互いに自信を持っているコメントをしていたが、どんな試合になると予想している?)煽りとかでも言ったんですけど、正直、これぐらいの選手だったら対策なんてしなくても全然大丈夫です。ただ一つ、ずっと練習してることがあって、その練習していることはちょうど蓮實選手みたいな選手に当てはまる攻撃かなと思っているんで。

 あと煽り映像で『簡単に食えちゃう』みたいなことを言っているんですけど、盛り上げるためにワーって言うのは凄くいいことだと思うんですよ。でも、見てると盛り上げるために言ってるんじゃなくて、本当に思っているんだなと思って。相当、格闘技IQ低いなと思っているんで、そこらへんもみんな見ていてください。(先程、自分のほうから睨み合いを仕掛けていったが、どういう心境?)あれ本当はどれぐらい身長が高いか確かめたかっただけなんですよ。フハハハハ! 結構見たら、見ちゃったから見なきゃいけないと思ったんですけど、ぶっちゃけ俺、めっちゃ怖がってましたからね(笑)。僕、かなりビビリなんで、ぶっちゃけかなりビビってました。フフフ。

(蓮實に対しての『挑発されているが?』という質問に対して)これ別に挑発じゃないですからね。普通に本当に思っていることを言っているだけなんで、全然挑発じゃないです(笑)。(石川さんから新生・大沢を楽しみにしているという言葉があったが、新生・大沢という部分はどんなところ?)新生・大沢文也は正直、技術も何も変わらないです。ただ、気持ちが変わったと思います。それだけは本当に思いますね。(試合の期間が空いたりだとか、ジムだとか、いろいろな思いの中で練習してきたと思うが、この一戦に向けてどういった心境で練習してきた?)とにかく復活、とにかく完全復活。正直、試合でKO狙ったこと、一回もないんですよ。ダウン獲ったら逃げる。ダウン獲ったらあとは鬼ごっこ。いつもそういう感じで闘ってるんですけど、今回は初めてKO狙って闘おうかなと思っているんですよね。

 あと周りに蓮實選手とやるとなったら、周りの評価とか『全然勝てるでしょ』とか言われるんですけど、勘違いしてほしくないんですよ、お客さんに。僕のほうが分があるとか、世間の声が多いと思うんですけど、同じリングに立ったらどっちが上か下かとかないんで。どっちが有利とか不利とかないんですよね。そこらへんはみんな勘違いしないでもらいたいですね。(蓮實選手からパワーで押し潰すという発言もあったがどう対応する?)カウンター、アハハハハ! 明日はずっとカウンター狙ってたんで本当に楽しみにしてください。あと、階級が上の選手、65の選手と67.5の選手とばっかりやってたんで大丈夫です。

(蓮實の『カウンターをカウンターで返す』という発言を聞いて)そんな技術ないでしょ? 打ち合うことしかできないでしょ? だってみんなわかるでしょう。ブンブン振り回しているだけじゃん。あれのどこがカウンターなの? ワンツーも打てなくない?(蓮實の『振り回して倒れちゃう』という発言を聞いて)ただそれだけでしょ? でしょ? あれのどこがカウンターなの? 格闘技IQ低すぎ!(ファンの皆さんへのメッセージは?)明日はまさかっていうぐらい泥試合になると思うんで、そうしないようにがんばります。あと、僕こうやって凄く言ってはいるし、本心で言っていますけど、実はちゃんと選手としてはリスペクトしているんで、そこらへんはちゃんと皆さんわかってください。それを踏まえた上でぶっ倒します。応援お願いします」