2020.07.10

 7月11日(土)都内にて、開催を明日に控える「Krush.114」後楽園ホール大会の前日会見が行なわれた。

 セミファイナルでKrushスーパー・ライト級で対戦する鈴木勇人とFUMIYAだが、2017年の3月3日「Krush.74」で対戦したことがある。お互いにキャリアの浅い時期の試合で、今回は約3年ぶりの再戦だ。

 前回の対戦で鈴木をKOしているFUMIYAは、2018年から2019年にかけて4連敗を喫していたものの、今年2月24日の「Krush.111」で清水卓馬をKOで倒して連敗脱出。この1勝で自信を深めており「FUMIYAと言ったらKOと、周りの人は思っていると思うんですけど、その通り。最終的にKOで勝つんじゃないかなとは思っています」と、鈴木に対してKOでの返り討ちを宣言だ。

 特にFUMIYAは身体の仕上がり具合に自信を持っており、「鈴木選手の左ミドル対策はやってはいるんですけど、フィジカルで倒せれば一番いい」と、自慢の肉体を武器に試合の中で圧倒するつもりだ。

 対する鈴木は佐々木大蔵に2連敗を喫し、この試合はKrushスーパー・ライト級王座も明け渡してからの再起戦となる。しかも、相手が一度KOされているFUMIYAということもあり、精神的な部分での不安があるかと思いきや、「僕が追い込まれているように見えますか?(笑)」と意に介さず。「自分は逆境のほうが力を発揮できるタイプ」と、こちらもリベンジに自信を見せる。「ここをしっかり勝って、K-1のベルトを獲りに行きます」と、この逆境をバネにさらなる飛躍を目論んでいるようだった。

石川直生
「試合前の二人に恐縮なんですけど、FUMIYA選手、先日の試合、おめでとうございます。本当に目の前で言いたくなるぐらい、実況・解説席からでもFUMIYA選手の勝利をチームで喜ぶ清々しい表情がね、僕までうれしくなったんですよね。FUMIYA選手は連敗、長いトンネルを抜けることにやっと成功したんで、そうすることによって本当に一つの自信が確信に変わったと思うんですよ。だから、今回の試合に向けて、日々急成長の度合いが半端じゃなかったと思っています。かたや鈴木選手は今タイトルを失っちゃったこととか、連敗していることよりも、3年前の再戦でFUMIYA選手にリベンジすることとか、自分がもう一回成長することしか頭にないと思うんで。あと、今回の試合に向けて、蹴りのバージョンアップとか、自分のことを考えていると思います。明日の試合はですね、タイトルマッチではないですけど、タイトルマッチ並みの緊張感とレベルになると思うので、期待しましょう」

FUMIYA
「意気込みは今、石川さんがおっしゃってくれた連敗から脱出して、殻を破ったんで、あとはもう目の前の選手を倒すだけなのかなという感じですね。みんな公開計量を見て思ったと思うんですけど、結構身体が仕上がっていて、今まで一番練習できたんじゃないかなって思います。楽しみにしていてください。(連敗を脱出し、連勝をかけた一戦となるが、今回はどんな姿を見せたい?)FUMIYAと言ったらKOという感じで、周りの人は思っていると思うんですけど、まあその通りで。絶対KOで、最終的にKOで勝つんじゃないかなとは思っています。(鈴木選手の左ミドルに対してどういう対策を考えているのか? それともパワーで弾き返す?)チームとして、鈴木選手の左ミドル対策はやってはいるんですけど、フィジカルで倒せれば一番いいのかなという感じで。まあ、テクニックも出しつつ、メインはフィジカルでいこうかなという感じです。

(身体が一番仕上がっていたとのことだが、フィジカルトレーニングにさらに力を入れた?)今まで以上にフィジカルトレーニングをやって、自分の長所はなんだろうなって考えた時に、やっぱりフィジカルだったんで。そこをトレーニングして、他をトレーニングしないわけじゃないんですけど、フィジカルをメインでやってきたっていう感じですね。(この試合の先にどういうことを見ている?)鈴木選手に勝つのは目標というより当たり前だと思ってはいるんで、そこを倒して、今65kgのベルトを持っている佐々木大蔵選手のベルトを奪いに行きたいなとは思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)ちょっと負けが続いて、4連敗が続いていて、前回いい勝ち方でKOできたんですけど、また今回も周りがびっくりするようなKOで勝負が決まると思うんで、応援よろしくお願いします」

鈴木勇人
「チームキングスの鈴木勇人です。FUMIYA選手とは自分がデビュー2戦目の時にKO負けしていて、ずっといつかはやり返さないといけないなって思っていた相手なんで、やっとこの機会が来たかなと思っていて、明日が凄い楽しみです。(連敗&ベルトを失ってからの再起戦になるが、前回からどういうところを修正してきた?)2連敗して、凄くいろいろと勉強させてもらったんで、自分に足りないところを自分の中で考えながら、全体的に総合的に上げるような練習をしていて。ただ、自分の武器は左ミドルキックなんで。左ミドルキックを警戒されていると思うんですけど、その警戒されている時点で自分は一つの武器だと思っているんで、それでいかにどうやって当てるかっていうのを自分は考えているんで、明日はバンバン当てたいなと思っていますね。


(過去に負けてる相手で今連敗中ということで、メンタル的に追い込まれている感じはするが、実際は?)僕、追い込まれているように見えますか?(笑)。あんまり追い込まれてなくて、勝負の世界って勝った負けたはつきものだと思っているんで、それに一回一回自分の気持ちが左右されていたら、こういう仕事って務まらないと思っているんですね。だから、負けは負けでしっかり受け入れて、じゃあその中で何を学べたんだっていうのを徹底的に考えたんで。そのメンタル、言っちゃえば自分は逆境の方が力を発揮できるタイプなんで、あんまりその辺はどの試合も変わらないですね、正直。まあ、再スタートということでもあるんで、そういう意味ではしっかりいい試合をしたいなとは思っていますけど、別にプレッシャーというのは特別感じていないです。

(この試合の先にどういうことを見ている?)先のことはいろいろ考えていますけど、まずはこの試合ですね。この試合にしっかりいい勝ち方して、自分が狙っているのはK-1のベルトですね。ここをしっかり勝って、K-1のベルトを獲りに行きます。(ファンの皆さんへのメッセージは?)自分いつもあんまり思わないんですけど、明日はめちゃくちゃおもしろい試合になると自分自身で思っていて、相手がFUMIYA選手ということで必ずKO決着で終わるんじゃないかなと思っているんで。まあ、最後にリングに立っているのは自分ですね。明日は応援よろしくお願いします」

 

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