2019.07.19

 7月19日(木)東京・新宿区にあるK-1ジム総本部にて、7月21日(日)東京・後楽園ホールで開催される「K-1 KRUSH FIGHT.103」の[日本vs中国・7対7全面対抗戦戦]に出場する中国・武林風代表チームの7選手がそれぞれ公開練習を行った。

 公開練習で中国人選手たちは統一された武林風のウェアで身を包みパンチとヒザ蹴りを中心としたミット打ちを公開。特に後半のワン・ポンフェイ、ジャオ・チョンヤン、ジュー・シュアイの3選手は鋭いコンビネーションを中心に気迫のこもったミット打ちを見せた。

 先鋒戦で戦いの口火を切るのは2年連続の出場となるワン・ジーウェイ。昨年は佐々木大蔵に敗れたが、瓦田脩二との一戦を前に「今の状態は凄くコンディションは良いです。早く計量を終えてゆっくり食事して、リング上で対戦相手と試合をしたいです。(前回の対抗戦では日本チームが勝利したが、それを受けてどのような意気込みで今回の対抗戦に臨む?)去年が1勝6敗だったので今年は6勝対1敗で自分達が勝ち越そうと思っています。自分の名前はワン・ジーウェイです。どうぞ皆さん自分の名前を覚えてください」と中国チームの大勝を誓う。

 ワン・ジュンユーと山本直樹の次鋒戦は昨年の対抗戦で延長までもつれ込んだ両者の再戦。ジュンユーは「自分もコンディションは凄く良いです。とにかく計量を終えて早く山本選手と試合がしたいです。(前回の対抗戦では日本チームが勝利したが、それを受けてどのような意気込みで今回の対抗戦に臨む?)やはり去年の試合はプレッシャーが大きかったので自分の実力を100%出すことができなかった。今年は十分準備をしてきましたので皆さんの前で自分の持っている力の全て出して勝ち越したいと思っています。皆さんがワン・ジュンユーを強い選手として認識して忘れないようしっかり頑張りたい」とリベンジに燃える。

 加藤虎於奈と対戦するジャン・チュンユーはかつてブアカーオとも拳を交えた中国の古豪。公開練習では長年培ってきたムエタイスタイルのエッセンスを感じさせるミット打ちを披露し、インタビューでも「私も凄く良いコンディションで来日しています。7月21日、リング上で皆さんお会いしましょう。(前回の対抗戦では日本チームが勝利したが、それを受けてどのような意気込みで今回の対抗戦に臨む?)自分は去年は出場していなかったが、やはり負け越したことは非常に遺憾な気持ちです。去年や各選手のコンディションがどうであれ自分は自分の戦いに専念しなければならない。リング上で力を出し切って必ず勝ちたいと思っています。21日の試合では皆さんがエキサイトするような素晴らしい試合をお見せします」と落ち着いた様子でコメント。

 中堅戦で藤村大輔と激突するドン・ウェンフェイは武林風で長年活躍してきたファイターで武林風チームの兄貴分的な存在でもある。 ウェンフェイは「自分も非常に良いコンディションです。皆さん自分の試合を期待してください。(前回の対抗戦では日本チームが勝利したが、それを受けてどのような意気込みで今回の対抗戦に臨む?)自分は初めて日本に来て試合をするわけだが、やはり自分に課せられた責任がある。全力で向かっていって試合に勝ちたいと思います。21日の試合を楽しみにしていてください。必ず良い試合をして見せます」と力強い口調で語った。

 中野滉太と対戦するワン・ポンフェイは今回の対抗戦に出場するメンバーで唯一の現役WLF王者。力強いミット打ちとは対照的に「コンディションはと聞かれると今の状態はあまり良くないです。計量が終わってとにかく食事したらもっともっと良くなると思うので自分の試合に期待していてください」と語るポンフェイだが「去年は残念な結果だったんですけど、去年に比べて中国チーム、そして自分自身もかなりレベルアップしています。必ずリング上で良い試合をして中国チームが勝ち越すよう頑張りたいと思います。必ず皆さんにエキサイティングな試合を見せます」と対抗戦、そしてかつて自らが野杁正明に敗れた日本のリングでの雪辱を誓った。

 副将戦に登場するのは昨年もレオナ・ペタスと激闘を演じ、世界でもトップクラスの実力を誇るジャオ・チョンヤン。伊藤健人との一戦を前に「自分もコンディションは非常に良い仕上がりです。とにかく計量を終えてリカバリーをしっかりして、リング上で皆さんに良い試合を見せたいと思っています。(前回の対抗戦では日本チームが勝利したが、それを受けてどのような意気込みで今回の対抗戦に臨む?)自分達は中国でとてもハードなトレーニングを積んできました。必ず対戦相手を倒して中国チームとしても高い勝率を上げたいと思っています。去年の試合では残念なことに2Rでダウンを奪われ敗れてしまいました。今年はもっと良い試合をして見せますので、どうぞ皆さん期待していてください」とこちらも昨年の雪辱に燃える。

 ジュー・シュアイはジェン・ジュンフェンの負傷欠場により急遽大将戦に抜擢。「自分も良いコンディションで来ています。皆さんどうぞ21日はリング上の試合に期待してください。(前回の対抗戦では日本チームが勝利したが、それを受けてどのような意気込みで今回の対抗戦に臨む?)自分としては去年のことは既に過去のことですので、今年の試合をしっかり戦って勝ち越したいと思っています」と意気込みを語る。

 シュアイは初代K-1ライト王者であるウェイ・ルイとかつての同門で「今回私が出場することになって、対戦相手の卜部功也選手は元K-1チャンピオンで中国で名前が響いている凄く強い選手です。ただ相手の強さがどうであれ、自分はしっかり相手を倒して勝ちに行きたい。自分が来日した目的は2つあります。まず1番目はジェン・ジュンフェンが怪我のため来日できなかったため、その代役をきっちり務めること。そして2番目はウェイ・ルイの借りを自分が返して卜部功也に勝って帰りたいと思います」と、功也との対戦を喜びつつも盟友の借りを返すと宣言。最後に大将らしく「7月21日の試合では中日両国の素晴らしいファイターたちが激闘を繰り広げますのでぜひ楽しみにしていてください」とコメントして締めた。

 昨年の屈辱を晴らすためベテランからトップ戦線で活躍する新鋭まで本気のメンバーを揃えてきた今回の中国・武林風チーム。若くフレッシュな顔ぶれが並ぶ日本チームとの対抗戦を制するのは果たしてどちらか?