2018.10.26

 10月25日(木)東京・新宿区のGSPメディアセンターにて、11月21日(水)東京・後楽園ホール「Krush.95」の第3弾対戦カードが発表された。

 2008年11月のKrush旗揚げ戦の第1試合で勝利し、Krush創成期に活躍したソルデティグレ・ヨースケが8年ぶりに現役復帰。会見に出席した宮田充プロデューサーによると、今年の春にヨースケの師である大江慎氏から現役復帰を希望する連絡があり、練習状況などの調整を経て10周年記念大会=「Krush.95」での電撃復帰が決まった。

 対戦相手は「KROSS×OVER」という格闘技イベントで活躍する冨沢貴人。「KROSS×OVER」はKrushの運営スタッフだった坂本光広氏が手がけるイベントで、今大会への出場選手を幅広く募集する中で坂本氏の推薦で出場が決まったファイターだ。

 両者揃っての会見ではヨースケが現役復帰、そしてリングネームの名付け親であるプロレスラーの高山善廣への想いを語り、宮田プロデューサーは10年前と同じ本戦第1試合を打診。両選手ともにそれを承諾する構えを見せ、Krush10周年記念大会はこの試合から幕開けとなりそうだ。

ソルデティグレ・ヨースケ
「今のKrushファンのみなさんは『お前、誰だよ?』って感じだと思うんですけど、Krushの10周年記念大会の名に恥じない第1試合をやりたいので、応援よろしくお願いします。(復帰を決めた経緯は?)8年ぶりに試合させていただくんですけど、僕は元K-1チャンピオンの野杁(正明)くんにヒザ蹴りで失神KO負けという壮絶な負け方をして引退しました。あれから8年経って、10周年記念大会があるという話の中で、失神KO負けしたまま格闘家として終わるのはどうなのかな?と。

 この先、長い人生を生きていくなかで、勝って終わりたいというか。いつ終わるかは分かりませんが、僕は引退する前にも3連敗していたので、試合で勝ちたいという気持ちが日に日に大きくなっていました。その中で大江さんに相談したら試合を組んでいただけることになりました。僕は今子供が3人いるんですけど、一番下の子も小学生になって親離れしてきたので、お父さんの良い姿・お父さんのかっこいいところを見せたいというのもあって、それも復帰した理由の一つでもあります。

(練習の状況は?)復帰を思い立ってからは週5~6日で色んな方に支えてもらって練習しています。大道塾吉祥寺支部の飯村先生のところに行かせてもらったり、大江さんのところに行かせてもらったり、ReBORN経堂さんに行かせてもらったり、練習は充実しています。(8年ぶりでも動ける手応えはある?)仕事も落ち着いて格闘技に費やせる時間が増えてきて、復帰前とあまり変わらないというか、いけるんじゃないかなと思います。(Krushの10周年記念大会で戦うことについて)Krushは格闘技をやってない人も知っている団体なんで、Krushに恥じない試合をしたいです。今回は相手うんぬんはなくて、自分との闘いです。自分がどういう精神状態で当日を迎えられるかだと思います。

(リングネームの由来は?)自分はもともとスネークピットジャパンに所属していて、大江さんの指導を受けていました。そこで大江さんと親交のあった高山さんとお会いして、プロデビュー戦を控えていた僕に『リングネームはこれでいこう!』という感じでつけてくれたのが“ソルデティグレ・ヨースケ”でした。ソルデティグレはスペイン語で太陽の虎という意味で、僕は長男の名前に虎がついていて、そこから太陽の虎でいこうとなりました。

(高山が頸髄完全損傷で入院生活を送っていることについて)これは僕の心の中だけにしようと思ったんですけど…高山さんが大変な生活を送られている中で、僕は高山さんにリングネームをつけていただいて、高山さんが名前をつけた選手として少なからず注目してもらっていた時期もあります。僕が試合をして少しでも高山さんの現状を知っていただいたり、多少は恩返し出来たらという想いもあります。(ファンのみなさんへのメッセージは?)僕のKO勝ちでKrushの10周年大会をスタートさせていただきますので、ぜひ会場に身に来ていただけたらなと思います」

冨沢貴人
「今回『KROSS×OVER』という団体からKrushで戦うことになりました。坂本さんからチャンスをいただいたので、しっかり勝ちに行きたいと思います。(ヨースケの印象は?)とてもいいパパだなと思って、僕もしっかり勝ちに行きたいと思います。僕も将来的にパパになったら、ヨースケ選手のような選手になりたいと思います。

(Krushの10周年記念大会で戦うことについて)Krushと言ったら誰もがうらやましがる団体なので、またオファーをもらえるように頑張りたいです。(ファンのみなさんへのメッセージは?)絶対に面白い試合をします。『KROSS×OVER』の坂本さんにいい形で挨拶できるように頑張ります」