2020.02.27

 中村拓己K-1プロデューサーが大会のテーマ・総括など、プロデューサーとしての目線で語るコーナー。今回は「Krush.111」2.24(月・休)後楽園大会を総括します!

「1月大会がKrushに名称・ロゴを戻した最初の大会になって、非常にKOの多いKrushという名前通りの大会になりました。今回の大会もそういった豪快なKOもあり、技術戦もあり、色々な色のあるKrushを見せられたんじゃないかなと大会を通して感じました。

 まずメインイベントのKrushスーパー・ライト級タイトルマッチ、鈴木勇人選手と佐々木大蔵選手の一戦は、11月のK-1横浜大会以来のダイレクトリマッチという形での再戦だったんですけども、改めて佐々木選手が強さを見せてタイトル獲得、二階級制覇という形になりました。

 試合前の2人のコメントからもあった通り、前回の試合とはまた違った展開になったと思いますし、結果的に佐々木選手が2度ダウンを奪っての勝利だったんですけども、やっぱりそこは鈴木選手が前回の試合からの反省点を踏まえて違った作戦・戦略を立てて戦ったからああいった結果になったと思います。

 僕はポイント差がそのまま実力差だとは思わなかったので、敗れた鈴木選手に関してもまたここから。佐々木選手はあれだけのキャリアがあって、鈴木選手の場合は格闘技を始めたのが遅い選手でキャリアもそんなに長くはない。このタイミングでこういった実力者、試合巧者の佐々木選手と2度戦ったっていうところで、すごく学ぶこともあったと思いますし、またここから這い上がってくる選手だと思うので、敗れはしたんですけど、また今後に期待出来る試合だったかなと思います。

 勝った佐々木選手に関しては、本当にここ最近の試合を見ていると安定感が増してきたというか、元々本当に練習での強さというのはすごく評価が高かった選手で、Krushライト級のベルトを獲ったぐらいからその力が出せるようになってきたんじゃないかなと思います。

 それがより一層、ここ最近のスーパー・ライト級では、またその安定感や上手さというのがどんどん出てきたんじゃないかなと思います。派手なKO勝ちが多いタイプではないんですけども、その分強さとか実力っていうのをしっかり見せてきたファイターだと思うので、ここでベルトを獲って、本人も言っていたようにK-1のスーパー・ライト級っていうのも見据えた試合が続いていくんじゃないかなと思っています」

 

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