2017.09.21

 宮田充K-1プロデューサーが大会のテーマ・総括など、プロデューサーとしての目線で語るコーナー。今回は「Krush.80」9.8(金)後楽園大会を総括します!

<1>はこちら

――セミファイナルでは卜部功也選手がKO勝利こそ逃したものの、フランスの強豪ヤニック・レーヌに完勝でした。

「功也くんは倒せなかったこと悔やんでいましたけど、相手のヤニック・レーヌ選手はなかなかの曲者でした。今回、功也くんの対戦相手を考える中で、一発があって攻撃を振り回してくる選手でもよかったのですが、僕はサウスポーでムエタイ王者を倒している一線級のレーヌがいいと思いました。

 今回功也くんが3R戦い抜いたことは目には見えないキャリアになると思うし、次に向けて得たことも多かったと思います。一夜明け会見でも怪我なく乗り切って『次も戦いたい』と発言できたことが前進だと思います。顎を骨折してしからの復帰戦で、精神的にも恐怖心があったと思いますが、あれだけの試合が出来たのは良かったと思いますし、さすがだと思いましたね」

――2年ぶりの試合になった山内佑太郎選手も小鉄選手を相手に勝利しました。

「山内くんは、37歳で大きな怪我をしてそれでもリハビリを復帰しましたが、そこまでして復帰して戦いたいと思えるモノがKrushにはあるなのかなと思いますね。復帰戦で勝利を収めて現Krush-70kg王者のジョーダン・ピケオーと戦いたいという言葉が出た以上は、ピケオーVS山内も考えてみたいです。

 山内くんには実は2015年の初代K-1 -70kg(現スーパー・ウェルター級)王座決定トーナメントの時もオファーはしたんですけど、年齢的にも1日3試合戦うのは難しいということだったんですね。でも全日本キック時代から勝負師としての山内くんの試合を見てきたファンの人は多いと思うし、山内くんにはワンチャンスに懸ける気持ちや、相手の良い所を封じて戦う強さがある。もし決まったら、キャリアの集大成として、すべてを賭けてピケオーに挑んでほしいですね」

<3>に続く

 

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