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「K-1 WORLD GP」8.11(木・祝)福岡 K-1ライト級王者 朝久泰央がフェザー級世界最強決定トーナメントを大予想「短期決着で勝つことがすべてではない。自分のファイトスタイルを貫いて勝ち上がる選手が優勝に近づくと思います」

 8月11日(木・祝)福岡国際センターで開催される「ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K-1フェザー級世界最強決定トーナメント~」。今大会で行われるフェザー級世界最強決定トーナメントを各階級のK-1王者が予想! 今回はK-1ライト級王者 朝久泰央編を公開!

「今回のトーナメントに出る選手たちとはみんなと交流があるので予想は難しいですね(笑)。僕はトーナメントはどういう勝ち方をするか、いい流れで勝てるかどうかが大事だと思っています。一般的にはKO勝ちして、短期決着で勝ち上がることが有利だとされていますが、それがすべてではないと思うんですよ。例えば、足を使って時間をかけて相手を攻略するタイプの選手が短期決着を狙って足を止めて打ち合う。そういう戦い方をすれば早い時間で倒して勝つことはできるかもしれませんが、それをやると自分のファイトスタイルを迷うというか勝負勘が研ぎ澄まされないと思うんです。

 2018年のライト級世界最強決定トーナメントで篠原悠人選手が1回戦でゴンナパー・ウィラサクレック選手と対戦した時、篠原選手がゴンナパー選手を秒殺した試合がありましたよね。結果的に篠原選手は1回戦をノーダメージで突破できたのですが、いつものテクニカルに戦って相手をコントロール試合ではなかったので感覚が狂ったと思うんです。逆に林選手は1回戦(vsニコラス・ギャフィー)をフルラウンド戦って、スプリット判定だったんですけど、前に出て手数を出し続ける自分のファイトスタイルで戦うことができた。その2人が対戦した準決勝は、序盤から篠原選手のパンチが冴えていたのですが、最終的には打ち合う形になって林選手が勝利しました。一回戦でいい勝ち方をしたのは篠原選手でしたが、自分のスタイルで戦えたのは林選手の方で、僕はそれが準決勝にも影響したと思っています。

 だから僕はワンデートーナメントでは勝ち方よりも自分のファイトスタイルを貫くことが大事。自分のファイトスタイルで勝ち上がる選手が優勝に近づくと思っています」
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