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「K-1 RING OF VENUS」6.25(土)代々木<公開練習>MOE、MARIの余裕発言に怒り爆発!「記者会見で『私の相手じゃない』って言われて、あいつ嫌い!絶対しばいたんねん!って思いました」

 大阪・若獅子会館にて、6月25日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される“K-1初の女子大会”「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~RING OF VENUS」の[K-1女子ミニマム級/3分3R・延長1R]でMARIと対戦するMOEが公開練習を行なった。

 今年3月のKrush後楽園大会で森川侑凛に延長判定で勝利したMOE。2018年のKrush初参戦以降、アトム級で試合を続けてきたが、今回からミニマム級に階級を上げての試合になる。MOE曰く「実は前回の試合に行く途中に体調が悪すぎてフラついちゃったんです。正直戦えるのかな?って思うぐらい体調が悪くて……。それでも試合に勝てたので試合後は感極まってしまいました」と森川戦では減量に苦しめられた。

 そのため「試合で戦える体づくりという意味では、今まで減量でスタミナがなかったり、最後のラウンドまで体力が持たへんというのがあったので、パフォーマンスを下げてまで階級を落とす必要ないと思って階級を上げようと思いました」とミニマム級転向を決意した。
 そんな再出発となる試合が記念すべきK-1初の女子大会に決まった。オファーが来た時の心境を「率直な感想は嬉しい、ですね。初のK-1女子大会で、前回そんなに印象を残されへんかったと思ったんですけど、呼んでもらえたことは嬉しかった」と話したMOE。

「K-1で女子の試合は組まれていましたが、女子の大会はまだだったので、女子の試合は面白くないとか認められてないところもあったと思います。でも今回女子大会が開催されることになって、しっかり女子でもいい試合できる・面白い試合できると思ってもらえたらいいなと思います」と女子大会への想いを語る。
 今回対戦するMARI選手はNJKFミネルヴァで2階級制覇した実力者。K-1のリングでも高梨knuckle美穂と2度戦い、いずれも接戦を演じている。MOEも「結構パワーもあるし、強い選手やと思う」と高梨の実力を認めている。

 そのうえで「相手のやりたいことを封じて自分のいいところばかり出せたらいいと思っています。お兄ちゃん(髙橋直輝)が5月のKrushで階級を上げて試合をして勝って、みんなから『階級を上げてよかった』とか言われとったんで、自分もそう言われるようにいい試合をしたいと思います」と続ける。

 今回の試合はK-1育ちの選手vsK-1以外のイベントでもキャリアを積んでいる選手という図式もあり「戦績でだけ言ったら自分の方が少ないんですけど、K-1・Krushで戦った歴は自分の方が長いのでK-1ルールでは絶対に負けないです」と対抗心を燃やした。
 また対戦カード発表会見でMARIから「私の相手じゃない」と挑発的なコメントがあったことを聞くと、MOEは「あいつ嫌い!って思いました(苦笑)。あいつだけは許さん!絶対しばく!って思いました。今まで相手のことを嫌いとか思ったことなかったですけど…あいつだけは嫌いです。応援してもらっている方からも『あいつに舐められてるで、MOE』ってめっちゃ言われたので、絶対しばいたんねんって思ってます」とMARIへの怒りを爆発させた。

 最後に「テクニックのない打ち合いより、テクニックを使いながら自分のいいところをしっかり出してダウンを取って勝てたらいいと思っています。階級を上げて初戦なんですけど、パワーが上がってしっかり倒せるところを見せるので応援よろしくお願いします」とファンにメッセージを送ったMOE。まさにMARIを“しばき倒す”ことはできるか?
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