2020.11.13

 12月13日(日)両国国技館で開催される「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN」の[スーパーファイト/-58.5kg契約/3分3R・延長1R]で才賀紀左衛門と対戦する卜部弘嵩のインタビューを公開!

――弘嵩選手にとっては約1年ぶりの復帰戦となりました。カード発表会見では少し期間を置いて自分の気持ちがどうなるかを見ていたと話していましたね。

「前回の試合(2019年11月K-1横浜大会)が終わった時点ではもう辞めようと思っていたんですけど、すぐに決めなくてもいいかなっていう気持ちもあって。横浜大会が終わってからはお休み期間でしたね。その間は練習も一切やりませんでしたし、やりたくなればまた練習をすればいいと思っていました。やりたくないのに練習をしてリングに上がっても大怪我するだけじゃないですか。それだったらもう辞めよう、と。その様子を見る時間でしたね」

――弟の功也選手も昨年7月から今年の9月まで約1年2カ月間、試合期間を空けて復帰しました。

「同じような気持ちだったかもしれないです。でも期間が空くと戦いたくなるんですよね。で、僕は戦いたくなったので、じゃあ戦えばいいか、と。格闘技をやりたいという気持ちを溜めて溜めて、すごくやりたいと思った時に練習した方が強くなると思うので、結果的にいい期間だったなと思っています。中途半端にやらなくてよかったですね」

――格闘技から離れる時間を作って、また格闘技への気持ちが戻ってきましたか?

「今はすごくモチベーションが高いです。やるからにはチャンピオンにならなければいけないというか、純粋にチャンピオンと戦いたいという気持ちがあります」

――“強い選手と戦いたい”というのが、格闘家・卜部弘嵩の芯になる部分なのですね。

「そうですね。昔からそうなんです。子どもの頃からテレビで強い選手が活躍していれば、“この選手と戦いたい!”っていつも思っていたし、今もそれと同じ気持ちですね」

――弘嵩選手は結婚もして家族を築いていますが、格闘家としての根本の部分は変わっていないようですね。

「そうですね。会見で『家族や子どものために戦う?』ということを聞かれましたけど、その気持ちだけだったら僕はリングに上がっていないです。やっぱり戦ううえで死んでも勝たなきゃいけない時ってあるんです。僕はその気持ちでリングに上がろうと思っているので、“家族のために”としか思えなかったら戦えないですね。そこは僕にとって別物で、格闘家としては自分の力を見せつけたい。シンプルにそういう思いで戦ってます」

――なるほど。改めて自分は格闘家だと再認識できたようですね。

「その気持ちがなくなるかなと思ったんですけど、なくならなかったんですよね。だから僕は根っからの格闘家なんだと思います。今はまたモチベーションが高くて楽しいし、まだまだ強くなるなっていう感覚もすごくあります」

――弘嵩選手もずっとプロとして戦い続けてきて、少し休む期間を設けたことがよかったようですね。

「それもあるし、僕がチャンピオンだった頃は身体能力や人が真似できないような練習量、そういうガムシャラさや才能でベルトを獲ったという感覚が強かったんです。でもそれでは怪我も増えるし、頭をしっかり使わなきゃ勝てない。今はチャンピオンだった頃とはまた違う刺激があって、それがまた別で楽しいですね」

――対戦カード発表会見では才賀選手との対戦へ向けては「チャンピオンにいいアピールをしたい」という言葉がありました。

「正直今回相手は誰でもよかったんです。紀左衛門くんがよく言っているように仲がいいから戦いたくないとか、僕はその感情が全くないんで。そもそも僕は弟とやったぐらいですし、強ければ誰でもいい。今回は紀左衛門くんを倒して、今のチャンピオン(江川優生)にアピールしたいです」

――才賀選手は今のK-1ルールで未知数なところがありますがいかがでしょうか?

「僕も試合間隔が空いちゃいましたし、そういう意味で気を抜けない試合です。しっかり仕上げていかないと痛い目にあう試合だと思っているので、しっかり準備します」

――弘嵩選手の現地点を確認する試合となりますね。

「そうでありつつ、やっぱり魅せなきゃいけないし、振り切った試合をして“次の挑戦者は卜部弘嵩しかいないだろ”と見せる、そういう存在じゃなきゃいけないと思ってます。そうじゃないと納得できない自分もいるし、僕は自分より強いヤツがいるという感覚が許せないんです。だからやっぱり僕は根っからの格闘家ですね」

――それでは最後にファンのみなさんへのメッセージをお願いします。

「だいぶ(試合を)待たせちゃったんですけど、いい感じで練習もできているし、気持ち的にもすごくいい状態なので、いいパフォーマンスを見せられると思います。楽しみにしていてください」

 

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