2020.06.03

 6月3日(水)、初代K-1 WORLD GPウェルター級王者・久保優太が王座返上、そしてボクシングへの転向を発表した。

 久保はK-1 WORLD MAX 2011 -63kg日本王座や初代Krushウェルター級王座をはじめ国内外の様々なタイトルを獲得。2014年11月からは現体制のK-1を主戦場に戦い、2017年9月の初代ウェルター級王座決定トーナメントを制して、同級王座に就いた。その後はメルシック・バダザリアン、城戸康裕、ジョーダン・ピケオーを下して3度の防衛にも成功している。

 会見で久保は「僕は7歳でテコンドーを始めて、ピーター・アーツを見てK-1に憧れて、高校1年生でキックボクシングを始めました。それからK-1MAXにも出て、2017年に初代K-1 WORLD GPウェルター級のベルトを獲りました。そのベルトを約2年半保持することが出来て、この階級のラスボス的なジョーダン・ピケオーも倒すこと出来て、やりきったという想いがありました」と挨拶。

 そのうえで「僕はボクシングに転向しようと思います。オリンピックで金メダルを獲りたい、(プロボクシングで)チャンピオンになりたいと思って転向を決めました。どうしてそう思ったかというと、妻のサラちゃんに『久保ちゃん、オリンピック出ないの?』と言われて、ボクシングはオリンピック競技だし、いろいろと調べたら元プロでも大丈夫だということで、K-1を引退してボクシングにチャレンジすることを決めました」とボクシングへの転向理由を説明した。

 今後の所属ジムや活動スケジュールについては改めて発表予定で、最後に久保は「僕にとってK-1は夢であり、青春でした。K-1での経験を生かして、僕は自分のことを生涯K-1ファイターで、生涯格闘家だと思っています。これからもみなさんのパワーを借りて、新しいチャレンジを応援してくれたらいいなと思います」とファンにメッセージを送った。

 なお会見に同席したK-1中村拓己プロデューサーは空位になるウェルター級王座について「時期を考えて王座決定トーナメントを実施したい」と話した。