2017.11.22

 11月22日(水)東京・ホテルメトロポリタンエドモントにて、明日、11月23日(木・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ヘビー級王座決定トーナメント~」の前日会見が行われた。

 いよいよ満を持して開催される新生K-1として初のヘビー級王座決定トーナメント。会見場には100kgクラスの選手たちがずらりと勢ぞろいし、今までにない迫力のある計量・会見となった。その中でも大きなインパクトを残したのがモロッコのイブラヒム・エル・ボウニだ。

 2月のK-1代々木大会で上原誠をKOし、トーナメントの優勝候補にも目されているエル・ボウニ。上原戦の前日会見で乱闘騒ぎを起こしているエル・ボウニだが、この日は前回以上に大暴れ。まずは公開計量に黒覆面で現れ、写真撮影でKOICHIと睨み合いの末に一触即発の乱闘騒ぎを起こして会場を騒然とさせる。

 記者会見でエル・ボウニの暴走は止まらず。「ここにあるK-1のベルトは明日俺のものになる。お前らは寿司でも食ってろ」「(日本語で)KOICHI、ブッタオス」「(上原のリベンジ発言を受けて)俺にもう一回KOされたかったら決勝まで勝ち上がって来い」など暴言を連発し、最後のフォトセッションでは宮田充プロデューサーの持つベルトを奪ってバックステージに戻るなど大暴れした。

 やりたい放題のエル・ボウニがトーナメントでもベルトをかっさらうか? それとも他の選手がそれを阻止するのか? エル・ボウニvs他の7選手という新たな対立図式の見える前日会見となった。会見出席者のコメントは以下の通り。

上原誠
「やっと新生K-1でヘビー級のトーナメントが開催されます。僕の中で新生K-1でトーナメントをやることが夢でした。明日はその夢が叶います。そして今、ベルトは夢ではなく目標になりました。そのベルトを全力で獲りに行きます。(対戦相手の印象は?)海外勢はみんな大きいので、いつも通り大きいなって感じです。小さい人間が大きい人間をどう倒すかを見てほしいです。(決勝で戦いたい相手は?)トーナメントの中で一番仲がいいのがKOICHI選手なので、決勝でKOICHIで戦いたいです。ただエル・ボウニ選手に一回負けているので、エル・ボウニ選手、決勝で待っているんでよろしくです」

パコム・アッシ
「3カ月以上、厳しいトレーニングを積んできて戦う準備は出来ている。他の選手たちもみんな準備できていると思う。おそらく明日は素晴らしいトーナメントになるだろう。(決勝で戦いたい相手は?)特に誰と戦いたいという考えはない。相手は誰でもいいと思っている。とにかくいい試合をしたいと思う」

K-Jee
「自分史上最高の自分に仕上げました。明日、最高の舞台に挑めるのが楽しみです。勝ちます。(対戦相手の印象は?)いい顔をしているなってくらいですね。(決勝で戦いたい相手は?)誰でもいいです。僕は一回戦を勝つことだけを考えています」

アントニオ・プラチバット
「今ここであまり質問に答えたくない。三試合戦う準備は出来ているから、明日リングですべてを見せる。(決勝で戦いたい相手は?)今は一回戦のことしか考えていない。一回戦が終わってから次の試合のことを考えたい」

岩下雅大
「明日は三回勝って優勝します。(対戦相手の印象は?)鼻が高くてナイスガイですね。明日はしっかりその鼻をへし折りたいと思います。(決勝で戦いたい相手は?)一試合一試合を確実に勝つことが大事です。しっかり倒して勝てるように頑張ります」

ロエル・マナート
「自分はいつも戦う準備はできている。このトーナメントに出ることが光栄だ。明日はいい戦いになるだろうけど、チャンピオンになる人間は一人しかいない。その一人が誰かを見ていてほしい。(岩下のコメントを受けて)明日見とけよ。(決勝で戦いたい相手は?)とにかく自分は戦う準備ができている。一回戦、準決勝、そして決勝を勝つ。誰が来ようと自分が勝つ」

KOICHI
「明日のためにすべてやってきました。あとは試合で見せるだけです。(エル・ボウニと一触即発になったが?)来るのは分かっていたんで、それに対抗しただけです。逆に火をつけてくれたんで、明日はいいスタートが切れそうです。(決勝で戦いたい相手は?)ずっと上原誠選手にリベンジしたいと思っていましたが、直前の心境は誰もでもいいです。明日はK-1という最高峰のベルトを獲る。それだけです」

イブラヒム・エル・ボウニ
「見ての通り、ここにベルトは一つしかない。明日あのベルトは俺のものになる。明日お前らは寿司でも食ってゆっくりしていろ。チャンピオンになるのは俺だ。(KOICHIと一触即発になったが?)もう戦いは始まっているんだよ。明日はアイツをKOするだけだよ。(日本語で)KOICHI、ブッタオス!(上原のリベンジ発言について)また俺にKOされたかったら決勝まで勝ち上がって来い。2月のようにリングで眠らせて夢を見させてやるよ。(自分以外で強いと思っている選手はいるか?)俺は明日三試合勝つだけだ。もし四試合目をやってほしかったら、いつでもやってやるよ」

 また会見にはリザーブファイトに出場する愛鷹亮と古田太一も登場。今回が三度目の対戦(※いずれも愛鷹が判定勝利)となる両者は「明日はKOで落とし前をつけます。ばっちり勝たせてもらってリザーバーとして本戦出場を待ちます」(愛鷹)「明日はとりあえず倒しに行くことを狙っていきます。KOを狙っていく。それ以外に言うことはないです」(古田)と完全決着を誓った。