2019.09.07

さる8月24日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)で行われた「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイトin大阪~」。今大会の振り返りインタビューをお届け!今回はシナ・カリミアンからKO勝ちを収めた愛鷹亮が登場します。

──8月K-1大阪大会のシナ・カリミアン戦が終わっての反響はいかがですか?

「反響はすごいですね。いろんなメッセージをもらって、SNSのフォロワーさんも5倍以上増えました」

――5倍以上ですか!?

「はい。メチャ増えましたね。インスタグラムのストーリーにもたくさん載せてもらったり、コメントがものすごく来たり、いいねもたくさんもらって、ビックリな反響です(笑)」

──カリミアン選手は2mという長身の選手で、その相手を右フック一発でKOしたわけですが、どんな練習をしていたのですか?

「ミットを持ってもらう時に、打点をカリミアンのアゴの位置にまで上げてもらって打つ練習をしてましたね。あとは対人練習でも相手に背伸びしてもらったり。とにかく対峙した時のイメージを大事にして、対策を練っていました」

──フィニッシュはああいうKOをイメージしてたんですか?

「逆にあれしか練習してなかったです。代表からも『倒すなら右で行くしかないから』と言われて、ミットでもずっとフルスイングのオーバーハンドを練習してました」

──ただ2Rまでは狙っててもなかなか当たらなかったりとか、距離感が合わなかったじゃないですか。その中で最終的に当てられたのは、セコンドの指示だったりとか、何があそこにつながったんですか?

「2Rぐらいからパンチがカリミアンの頭をかすり始めていたんですよ。。で、だんだんと距離感を掴めてきて『ここまで飛び込めば当たるな』とか、何か体で掴んで、当たったんじゃないかなと」

──映像を見直すと、ジャブを突いてうまく見せてましたが、あれを当てるためにフェイントを入れるっていうのは練習してたんですか?

「練習してましたね。いかに右を当てるかを考えて、そこにつなげるバリエーションはたくさん練習していました」

──では本当に練習していた通りの一発だったんですね。

「そうですね。だから余計にうれしかったですね」

──試合後、カリミアンがメチャ暴れてたじゃないですか。別に反則されたわけでもないのに(笑)。

「そうなんですよ! 意味が分からなくて、ホントに。何だろう? 最初は不思議だったんですけど、話を聞いてたらだんだん腹が立ってきて(苦笑)。こっちは試合に勝ってるのに。試合後も『今、控室に戻ってカリミアンに合うと危ないから戻っちゃダメです」って指示があって、僕の方がステージ裏で待機してたんですよ。控室に戻れなくて。なんか…よく分かんないですね(苦笑)」

──今回の勝利を受けて、おそらく次はタイトルを懸けての再戦になると思います。そこについての気持ちはいかがですか?(11月の横浜大会で正式決定)

「今回の試合はスーパーファイトで、カリミアンも自分のことを舐めてたと思うので、すっごい追い込んだ練習をしてきたのかなと思うと、そうじゃないと思うんですよ。ちょっと『ああ、愛鷹だからこのぐらいでいいや』という油断が絶対にあったと思うので。まあ次はタイトルが懸かってて、K-1のベルトってなったら覚悟が違うんで、まあホントに倍ぐらいの強さで来るんじゃないかって思ってるんで。まあ自分は3倍以上の練習して獲りに行きます」

──もしK-1王者になったら、どんなチャンピオンになりたいと思っていますか?

「自分、今年の大晦日で30歳になるんですけど、20代のうちにK-1チャンピオンになるというのが目標だったので、その目標を達成したいのと、チャンピオンになったらなったで、いろんな外国人選手相手にも日本人が戦えるんだっていうところを証明していけたらいいなと」

──今のK-1では軽量級がクローズアップされていますが「重量級はあまり面白くない」と思われるのは、正直どう思っていましたか?

「どうしても今は重量級への目線が冷たいというのがあるじゃないですか。でもそう思わせちゃってる重量級の選手たち、自分たちが悪いので、自分たちが変わらないと周りの目も変わらないと思います。まず最初に自分が結果を残して、重量級が盛り上がればな、と。軽量級以上の盛り上がりを作ることが出来るのが重量級だと思うので、まず自分がそこに切り込んでいきます。重量級の概念を自分が変えます」