2019.12.12

 中村拓己K-1プロデューサーが大会のテーマ・総括など、プロデューサーとしての目線で語るコーナー。今回は「K-1 WORLD GP」11.24(日)横浜大会を総括します!

「大会そのものも本戦18試合中13試合がKO決着という形になって、本当にK-1らしい大会を皆さんにお届けできたんじゃないかと思っております。試合としてはまず第3代フェザー級王座決定トーナメント、江川優生選手が3試合全てKO勝利という形で優勝しました。江川選手は今年の1月にKrushでタイトルを獲って、そしてこの11月大会でK-1のベルトも獲って、本当にこの1年間で凄く存在感を見せて急成長した選手だなと改めて思いました。

 戦いぶりも試合が始まってすぐ相手を倒しに行くスタイルは非常にK-1らしい、K-1が目指している戦いを体現しているファイターかなと思います。これからK-1を代表していくファイターになっていくんじゃないかなと試合を見ながら思っていました。

 その他の日本人選手では卜部弘嵩選手、準決勝でジャオスアヤイ選手に敗れてしまったんですけど、ここ最近の試合の中では非常に動きも良くて、仕上がりも良かったなと感じました。トーナメントの2試合目というところもあったんですけど、少し休んでまた次の戦いに向けて準備してもらいたいなと思います。

 安保璃紅選手は階級をフェザー級に下げて約1年振りの試合で、力を出し切る前にジャオスアヤイ選手の一発で沈んでしまったのかなと思います。そこまでの展開では身体の調子も良く動きも良いなと思ってたんですけど、その中で相手の一発で試合が終わってしまって、本人もかなり悔しそうにしてたので、またその悔しさをバネに次の大会に向けて動き出してくれると思っています。

 そして西京春馬選手は試合をご覧になった方は分かると思うんですけど、足を負傷する形でTKO負けという決着がつきました。本人のSNS等でも発表していましたが、状態としては脛の骨を骨折していて、試合が終わった後にすぐに病院に行って入院して、そのまま手術という形になりました。怪我から回復するのにどれぐらい時間がかかるのか、それを踏まえて西京選手の復帰の時期は考えていきたいと思っております」

<2>に続く