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コラム

[火曜更新]K-1ジム通信 K-1ジム恵比寿の明戸仁志代表が登場!「ソルジャーとチーム名 FREE HAWKの由来」後編

先週に引き続き、K-1GYM EBISU FREE HAWK 代表 明戸仁志です。前回はなぜ私が“逆境ソルジャー”と呼ばれているかについて書かせていただきました。

そして今回は私たち「K-1 GYM EBISU」のプロ選手の所属名「FREE HAWK」について書きたいと思います。ジムの体制が代わり、新しい所属名を決める時、チームのみんなに名前どうする?と確認したのですが、「なんでもいいですよ」という回答が多く、私が考えることになりました。

そんな中、私がテレビを見てる時にあるゲームのキャラで“●●●イーグル”という名のキャラが登場し「イーグルって正式にはどういう意味なんだろ?」と思い、スマホで調べてみました。するとホークが鷹、イーグルが鷲とのこと。しかも両者に明確な違いはないようで「●●●ホーク」はカッコいいなと思い色々考えました。

恵比寿ジムのメンバーは特徴として、全員のキャラやファイトスタイルが全く違っていて
我が道を行くみたいな選手が多いです。チームだけど皆が一匹オオカミみたいで、自由人。自分の考えで練習して世界王者になった選手も居れば、普段おちゃらけてるけど会見や試合時にはビシッと決める選手も居る。ガチの番長や自分の会社を持つ社長兼プロ選手もいます。

所属名は違うけど普段一緒に練習しているK-Jee選手はあのまんまのオラオラ系でガキ大将がそのまま大人になったようなキャラだし、元自衛官で銃の扱いと射撃が得意だという選手も居ます(笑)。

と言うわけで「自由な鷹」ではなく「単体で群れない自由な鷹」という意味でFREE HAWKにしました。チームで試合の時は皆で協力してセコンドでサポートもするけど、試合の主人公はリングに上がってる選手自身。最強の鳥類、鷹のように自由に生きて強く戦って下さい的な意味もあります。

あと、これはフィクションの話のようですが、【鷹の選択】という話がありまして…ちょっ
と紹介します。

鷹の寿命は70年生きると言われていて、40歳になったころにクチバシと爪が衰えて、羽も重くなり獲物を捕らえることが難しくなるようです。

そこで鷹に2つの選択が有り、そのまま自分の終わりを待つのか、もしくは苦しい自分探しの旅に出るか。苦しい道を選んだ鷹は山の頂上に行き、衰えたクチバシを自ら岩で砕き、そうすることで新しいクチバシが生えてくるそうです。

そしてその新しいクチバシで自分の爪を剥ぎ取り、羽を1本ずつ抜いていく…こうして半年が過ぎると新しいクチバシ、爪、羽に変わり新しい姿になって残りの30年を生きるようです。

すごくいい話ですよね。(注:フィクションの話)

とにかく今、私はこんな時期なのかなと思ってます。私はジムの代表ですが、現役選手です。次回、何時になるかまだ分からないですが、新しい姿に生まれ変わって新品のクチバシを付けてリングに上がりたいと思っています。

それでは皆さん今後もK-1GYM EBISU FREE HAWKを宜しくお願い致します!
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